佛具とお供え物

佛具とお供え物

護摩供・護摩木・新年の厄除

■護摩供(ごまく)■  毎年十二月から節分までの間は観音院では新年の厄除祈願   で、大変に多くの皆さまが参拝され一層の賑わいをみせます。  家族祈願や厄年厄除、入試合格祈願と様々なお願い事があ ります。ご祈願された方には、お札(...
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み仏さまにお供えする飲み物

■み仏さまにお供えするお茶や容器についてよく質問を受けます。  缶ビールを供えても良いか、缶チューハイは大丈夫か、珈琲は、 紅茶はなどと、食生活が豊かになるにつけて、皆さんもいろいろ考 えて難問をもって来られます。  お供え物は故人やご先...
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み仏さまにお供えするお花

■み仏さまにお供えする花についてよく質問を受けます。  トゲのある花は駄目とか、薔薇は大丈夫か、真っ赤な薔薇でも私 なら歓迎です。後で掃除をする人が怪我をしないようにトゲは除い ておいてくださる方が嬉しいです。  もちろん白い薔薇も歓迎、...
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給仕の仕方

観音院の護摩壇(ごまだん)の工夫 ■観音院の護摩壇は、様式は千年くらい昔のものと見掛けは同じで すが、実は大変に工夫が凝縮されているのです。  従来の護摩壇の壇面は、板をたるきで支え、表面には漆で仕上げ てあります。中央には護摩の炉に相当...
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お盆のご供養・佛壇の清浄

お盆休みは旅行にキャンプ、海水浴と行楽の楽しみもありますが、 やはり、家族で田舎へ帰ってお墓参りという方が多いようです。  ご自宅にお佛壇のないご家庭でも、せめてご実家に帰られている 間くらいは、朝夕にみ佛さまに手を合わせて日々の暮らしの感...
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観音院の縁起・寺号・山号

■観音院の縁起(えんぎ)■  観音院は今から四百年の昔、慶長六年(西暦1601年) 辛丑(かのとうし)七月十日に、増香上人(ぞうこうしょ うにん)といわれるとても偉いお坊さまが開かれた由緒(ゆ いしょ)あるお寺です。  当時の広島...
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お大師さまと萬倍さま

お大師さまのお話 六月十五日は「青葉祭」、真言宗(しんごんしゅう)の開祖(かいそ)である弘法大師(こうぼうだいし)空海(くうかい)さまのご誕生をお祝いする日です。 お大師さまは、宝亀五年(774)に讃岐の国(さぬき...
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六種供養・五具足・佛龕

■六種供養(ろくしゅくよう)■ 私たちは、み佛(ほとけ)さまやご先祖さまを礼拝、ご供養するときにお供え物をします。 お供物(くもつ)の種類は数多くありますが、閼伽(あか)・華鬘(けまん)・焼香(しょうこう)・飲食(...
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花まつり・誕生佛・十三まいり

お釈迦さまのご誕生をお祝いして 四月八日は「花まつり」です。 花まつりはお釈迦(しゃか)さまのご降誕(こうたん)をお祝いする日で、降誕会(こうたんえ)、佛生会(ぶっしょうえ)、潅佛会(かんぶつえ)ともいわれ...
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塔婆・紙塔婆・施餓鬼供養

塔婆(とうば) 塔婆は卒塔婆(そとば)とも呼ばれます。これは古代インドのお墓「ストゥーパ」stupaの音写で漢字はその意味をあらわします。 お釈迦さまがご入滅(にゅうめつ)された時に、そのご遺骨が八つに分け...