よもやま話 十善戒は日常 護持しやすい仏教の戒律 「三摩地のアプローチ」 カレンダーをめくり、残り一枚のみになり、少々心細そうに十二月の風景と四週間余りの日付を示す姿を見て、破り捨ててきたページの厚み分だけ、自分の納得できる生活を送ってこれたのだろうか、と省みる今日この頃です。 山々が... 2005.12.01 よもやま話
よもやま話 七五三の厄除け通過儀礼 赤く色づく山々の景色に、過ぎ行く時間の速さを感じます。今年もあとわずかとなりました。 各地で秋の収穫を祝う祭りが盛んに催されるのもこの時期です。 観音院でも、例年通り「お初穂祭」を行います。またご先祖さまに感謝を捧げ、丁重に「先祖供養」... 2005.11.01 よもやま話
よもやま話 月と仏道 旧暦の八月十五日は中秋の名月。今年は九月十八日にあたります。 十五夜は、三五(さんご)の月とも呼ばれます。これは、掛け算の三×五=十五というところからきています。 月の満ち欠けは、世界各地で太古より暦として用いられてきました。太陽ではなく... 2005.09.01 よもやま話
よもやま話 浄水を供養し、恩に報いる 「逃げ水」という現象は、蜃気楼(しんきろう)の一種で、春の季語ですが、実際には、盛夏の強い日差しを受けた舗装道路で見かけることがよくあります。 その水たまりを追えども追えども、その都度、遠くのほうに逃げていき、一向にその距離を縮めることは... 2005.08.01 よもやま話
よもやま話 発心即菩提、志すことが大切 早いもので、今年も残すところあと半年になりました。 去年の夏は、猛暑で体調を崩されたり、大雨や台風などで被害に遭われた方も多かったことと思います。病気や災害は避けられないものですが、日頃の心がけ次第で被害を少なくすることはできます。 防災... 2005.07.01 よもやま話
よもやま話 雨季は 研鑽の好機 六月。街を行き交う人々の服装も、本格的な夏の暑さに向けて、涼しげな服装に様変わりをし始める季節です。この季節は、一年で最も昼の長い時期であり、また、梅雨の時期でもあります。 ■ 六月十五日は青葉祭 ■ 六月十五日は弘法大師ご降誕の日、... 2005.06.01 よもやま話
よもやま話 子を思う親心 五月五日は端午の節句。住宅事情や家族構成の変化により、甲冑や武者人形、鯉のぼりを飾る家は年々見かけなくなってきています。 スーパーで柏餅やちまきを買って、折り紙の兜をかぶり、菖蒲湯の入浴剤を入れたお風呂に浸かる、というのが世相のようです... 2005.05.01 よもやま話
よもやま話 新年の誓い 皆さま、あけましておめでとうございます。今年一年も、皆さまの無事健康、所願成就を一心に祈念して、観音院の職員一同、精進していきたい所存です。 さて、年明けはさまざまな行事が目白押しで、多忙に過ごされている方もいらっしゃると思います。最近は... 2005.01.01 よもやま話
よもやま話 年の瀬に感じる仏教 師走、師も走るくらい忙しいとされる年の暮れのこの時期、巷でも賑やかな催しが開催されます。代表的なものがクリスマス、日本では戦国時代にキリシタン大名同士の戦の際、一時的に休戦協定を結び、クリスマス・イヴを祝ったのが始まりとされています。実際に... 2004.12.01 よもやま話
よもやま話 仏法興隆の立役者 十一月、二十年ぶりに日本紙幣のデザインが改変されます。 一万円札は従来どおり福沢諭吉と裏面に鳳凰像、五千円札は樋口一葉と燕子花図、千円札は野口英世と富士山・桜が描かれています(二千円札の守礼門と源氏物語絵巻図は現行通りで変更なし)。 中... 2004.11.01 よもやま話