気分を爽やかに二〇〇四年を迎えましょう

年越し法要・開運と招福を願って
■厄年の考え方は先祖からの生活の知恵で、厄難をかぶりやすい年を慎重に暮らすように注意を与える、思いやり深いものです。
 人の生涯には喜怒哀楽、どなたでも良い時と悪い事がありますが、暖かい心で生活してまいりましょう。大難であれば小難に、小難ならば無事にして頂くようにと親族の祈りは続きます。
▼厄年の健康診断は、良い習慣で、早期発見や慢性化を防ぎ、心身の安定につながります。
仏の如く暖かく
■困難があった時に、善なる心で慈しみの心を失わずに生きて行ければ、とても善い人になれます。悪しき言葉を慎みましょう。
▼善悪の基準は「十善戒」に照合すると、明確に判断ができます。良い時も悪い時も、善き人であると評価されるような生き方をすれば、充実したご生涯になります。
▼相手の立場で考える、暖かい心は、み仏さまと同じ心です。
元気になる法要
■新年、二〇〇四年の家族祈願・厄除け招福祈願にご参詣された皆さまに「福引」を用意しています。
▼年末年始のご祈祷(きとう)に皆さまもご参加ください。一緒に親しき人々の幸福を願い、より善い将来を祈りましょう。
▼運を良くするには早寝早起き、規則正しい食生活も大切です。

願掛けのコツは?
■日々、誠実に努力を尽くされ、「幸運」とか、善意、み仏さまの「ご加護」を信じられるならば、思いを集中し、希望をもって祈念されると成就(じょうじゅ)する確率が高いようです。「世のため人のためになる」ものであれば、可能性はさらに高くなります。
▼観音院は運営と財務を公開しつつ、皆さんのご相談に良く乗り、良く拝む親切な寺として存在することを願います。
「詩」のご紹介

濡れた顔を上げなさい  泉 洋 さん

忘れずに来た 北風のなかでも
サザンカは咲く

雨さえも
虹の滑り台を贈ってくれる

涙は 時の銀行に預けなさい
思いでという利子を
たっぷりつけてくれるのですから
■編集後記■
 今年も皆さまのお引き立てを頂きまして、無事越年できそうです。引き続きましてご指導、ご鞭撻を
賜りますようお願い申し上げます。