巻頭の言葉

50年後のことを考えて責任を持ちたい

将来を考えて今日のことをしなければならない。 10年や20年は一瞬の夢に近い。30年もまた一睡の如く過ぎ去って行く。 50年後のことを考えるには50年前を考えるとよい。 50年前には冷暖房も無く、新幹線も無く...
佛教談義

三宝を敬って 果報を得た話

日本霊異記より 大伴屋栖野古(おおとものやすのこ)の連の公(むらじのきみ)は、紀伊の国名草郡の宇治(和歌山市紀三井寺宇治)の大伴一族の先祖(とおつおや)である。 人柄が生まれながらに純粋で、...
運勢と処世概観

思いやりと、いたわりと、不殺生

ミレニアムとは千年祭のことだか、千年はともかく五十年後くらいのことは考えておきたい。住職が五十年後まで生きる確率はあるが、私は五十年後に百十七歳になるので、生存率は? けれども今一番気にかかることは、三十年後、五十年後の子供...
佛教談義

霊魂は不滅?

寅さん 私たち人問の霊魂というものは、この身が死ぬと同時に、消滅してしまうのか、それとも、肉体は死んだとしても、霊魂だけは消滅することなく、ずっと未来まで、どこかにあり続けるものなのか、どちらでしょう? ...
巻頭の言葉

恭敬三宝、謹賀新年、今年は明朗にやる

二〇〇〇年ですね。二十世紀は西暦一九○一年から二○○○年までの一○○年間です。今年は二十世紀の仕上げの歳です。 この百年間の国民総生産の伸びは日本が世界で一番です。伸び率千六百%だそうです。 今年は健康に注意して二...
運勢と処世概観

全てに愛を、仕事と光を、不殺生

人を大切にすることは不殺生(ふせっしょう)の肝要で、全ての人が安心して仕事が出来て、安心して住めるようでないと、日本は社会的に殺生をしていることになる。 自分の能力と職場がミスマッチしている場合は自分で自分を殺すことになりか...
観自在ノート

恭敬三宝・謹賀新年・ビッグプレゼント

龍を十名さまに 2000年の今年は「庚辰(かなえたつ)」年です。庚は「金の兄」という意味で、辰は昇運を象徴する龍の年、今年は景気も上向き、株価も上がるかもしれないと法主さんが言っておられました。 ユーロは昨年20%も...
鈴の法話

健康で、明るく、楽しく生きることを願う

「佛教徒であることを即質実に修行して、ああしては不可ない、こうしては不可ないと、がんじがらめで考えるのは間違い」だそうです。「生涯を充実して生きること、生まれて来て良かったと感謝出来るような、一日も長生きが出来るように願えるような、...