鈴の法話

この岸から彼の岸に送る殺意とは

昨今の世の中は相当妖しい。昨年は砒素入りカレー事件、今年は母親が喘息の薬を多量に自分の子供に飲ませて殺しかけた。何れも保険金が絡んでいた。人は必ず一度は死ななければならないが、肉親に毒薬を盛られることは誰も考えない。トリカブトという深紫色の...
運勢と処世概観

人を殺したり自殺して保険金を貰う事は考えない

保険金目当ての犯罪が増えているような気がする。経営者保険なんて掛け捨てで低い金額で一億とか二億円の死亡保険金が入る制度がある。仕事が上手く行かないので生涯最後の大商いで事故に見せかけて倍額を会社に受け取らせるという相談があった。ネットのメー...
巻頭の言葉

母親の殺意を維持した子供の生命保険金

人柄も普通、職場の評判も上々という女性が我が子に薬物を与えて殺害し、保険金を受け取り、続いて次の子供の殺害を図り、病院から告訴されて逮捕された。 看護にあたる女性が我が子の病床に付き添って、医者の目を盗んで点滴の容器に肺水腫を起こして死に至...
哲学

ソフィスト(2)

テレス この前は申し訳なかった。今日は時間があるかのう? アリス あるよ。ソフィストの話の続きをしようよ。一部の屁理屈屋のソフィストが、ソフィスト全体のイメージを悪くしたんだよね。いったいどんな人たちだったの? テレス 前にも話したようにソ...
佛具とお供え物

お供物・ご佛飯

飲食・浄水の教え お供物とは佛さまにお供えする物という意味ですが、その中でもご佛飯(ぶっぱん)や野菜、果物、菓子などの食べ物のお供えのことを「飲食(おんじき)」といいます。 飲食は六波羅蜜(ろくはらみつ)の禅定(ぜんじょう)にあたります。 ...
運勢と処世概観

リーダーシップに欠ける政権の行末は

総選挙があって、都市部で自公保は敗れたが、農村部で健闘して第二次森政権の発足となったが、民主党主導で政権が任されるとも考えておられなかったのか。 三十八度線は緊張緩和の方向、サミットも沖縄で開催され、今となって言うのも変だが前首相に采配させ...
観自在ノート

大日如来さまのお化粧直し

今月から九月まで約三ヶ月かけて大日如来さまは佛師のもとへ化粧直しにお出かけになられます。永年の間に痛んでいたところを補修し、金箔を全部張り替えて、それからお帰りになります。暫くの間留守をされますが、造像時のように優雅になって帰られますので、...
巻頭の言葉

金融機関は変わったが寺は代われない

二月八月は昔から仕事が少ない暇なことが多いと言われて来た。 正五九も慎み深く過ごす方良いと言われることが多い。一年の半分は悪いことになるのだろうか。 悪い月には前もって厄除けの祈願をされる人が多い。その祈願の後でお話を聞くことが多い。 最近...
哲学

ソフィスト(1)

テレス アリス、君の部屋は汚いのう。毎日掃除しとるんかい? アリス してないよ。だって、掃除する暇なんかないもの。それにいくらきれいに掃除したって、どうせすぐに散らかってしまうんだよ。結局、掃除をするだけ無駄。 テレス しょうがないやつじゃ...
佛教談義

塔婆の話

ご隠居 毎日暑い日がつづくが、元気にしているか? 寅さん おかげさんで。元気だけが取り柄みたいなもんですから。 ご隠居 そろそろお盆がやってくるので、きょうは卒塔婆(そとうば・塔婆)の話でもしてみようか。 寅さん 卒塔婆というのは、お墓のそ...