二〇〇四年、厄難消除、星まつりのご祈祷

二月は星つまり厄除け法要、やくよけ一本うどんの接待
■皆さまのお心が安らかでありますように、希望をもたれ、目標を立て、毎日を元気に前向きに過ごされますよう観音院の僧侶一同、一心にご祈念いたします。
■参詣一家族について一袋の菓子福袋が用意してあります。お一人一回「福」を引いて下さい。
■名物の「厄除け一本うどん」は正月十七日から二月三日の節分までお接待しています。
■「正賀湯」はショウガの薬味と甘く温かいお飲み物、十五日まで。
■観音院の付近は駐車禁止ですので公共交通機関を利用してご参詣ください。ご協力ください。
▼車は速度を厳守して安全運転で、事故から自身を守りましょう。
慈しみ育みて
■多くの皆さまのご支援ご奉仕をいただいて、観音院は毎年無事にお正月をお迎えできます。本当にありがとうございます。今後とも宜しくお願い申し上げます。
合掌
「詩」のご紹介

不東
       泉 洋光(僧名)

少年の日 

出家の決意を問われ玄奘三蔵は
「心は遠くブッダのあとをつぎ」
と披瀝した

西暦六二九年八月 長安を出て
求法十七年もの「不東」の旅

ゴビ砂漠の熱砂を越え
天山山脈の氷河を越え
風に舞う月光を
凝視しながら 一人歩む

渇水には観音を念じ
奇状が出現すると
般若心経を唱え続けた

沈香のこの世ならぬ香りが変わらぬように
千年の時を経て 玄奘訳の般若心経が
本堂を満たす

 渇水=かっすい 奇状=きじょう(怪しげなもの) 
 不東=ふとう(西・印度、天竺だけを目指すこと)

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