年越祈願・年越し

書・画 西澤眞観さん

 年越祈願
■今年もあと数日となりました。残すところのこの数日間を無事に過ごし、善き新年を迎える為に、「年越祈願」(としこしきがん)をいたしましょう。

 「年越祈願」は十二月一日から三十一日までの毎日受け付けています。

■「年越祈願」って何?という方の為に、ご説明します。

 ご家族で百八支の護摩木を求めていただきます。その護摩木をご家族の皆さんで分けて「年越祈願」の願意・お願い事で、お名前を書いていただきます。

 お名前を書かれた護摩木はお預かりして、ご法要でお焚き上げさせていいただきます。

 百八支が無理な方は、七十五支、五十支、お一人なら二十一支がお勧めです。もちろん一人一支から何支でも大丈夫です。

 詳しくは受付でお尋ねください。

 家族祈願・開運厄除

■観音院では毎年恒例で十二月一日から新年の厄除け(やくよけ)が始まります。

▼厄除けは節分までに済まされれば良いのですが、運気の変わり目は早くから影響の出る方も多いのです。特に厄年(やくどし)や前後厄の方、黒星の大凶(だいきょう)の星まわりにあたる方は早めに、年内に厄除けを済ませて清々しく新年を迎えましょう。

■新年の厄除けは大きく分けて三種類です。

▼家族祈願▲
 同じ住所の方が何人家族でいらっしゃっても一世帯のご祈願料の目安は一万円です。

 家内安全のお札(ふだ)一体とご家族の皆さまのお名前の入った星供(ほしく)カード守りをお授け致します。

 また、ご家族に一体、萬倍赤だるま様の願い箱もお授け致します。

▼一人祈願▲
 お一人住まい、または同じ住所の方がお一人でご祈願される場合で、ご祈願料の目安は五千円です。

 普通は「開運厄除」(かいうんやくよけ)、厄年は「厄年厄除」、前厄(まえやく)は「前厄厄除」、後厄(あとやく)は「後厄厄除」のお札が一体とお名前の入った星供カード守りをお授け致します。萬倍赤だるま様の願い箱もお授け致します。

 お札やお守りのご祈願の願意はご相談に応じます。ご遠慮なくお申し付け下さい。

▼特別祈願▲
 家族祈願を申し込まれた方が、それに加えて特別にお札が頂きたい時にお願いします。ご祈願料の目安は五千円から一万円です。

 商売繁昌、安産守護、病気平癒、試験合格など。受付で申し込まれる方のお名前をお知らせ下さい。

■百八支護摩祈願■
 特に強く願いを叶えられたい時や、継続(けいぞく)護摩木の最初にお願いします。

 百八本の護摩木(ごまぎ)を書いて頂きます。

 護摩木のご祈願料は一支(本)二百円ですが百八支は二万円のご祈願料となります。

▼「百八支護摩祈願」の一度焚き▲
 「手術」や難関の「入学試験合格」「就職試験合格」「国家試験合格」など難しいご祈願のお願いをするときにお焚き上げします。

▼中風除け・癌封じ▲
 還暦(かんれき・数え六十一才)の厄除けの時や、ご主人の数え四十二才(昭和四十六年生)・六十一才(昭和二十七年生)の大厄、奥さんの三十三才(昭和五十五年生)・三十七才(昭和五十一年生)の大厄には、夫婦一緒に「中風除け・癌封じ」祈願をする習(なら)わしです。ご祈願は、男性、女性のお一人でも出来ます。

 「百八支護摩祈願」の一度焚きを「中風除け・癌封じ」の願意でご祈願して頂きます。「中風除け・癌封じ」の星供カード守りをお授け致します。

▼入学試験合格祈願▲
 入試の合格祈願は試験当日に百八支または二十一支の護摩木をお焚(た)き上げして頂きます。護摩木は前もって書いてお寺に預けておきます。試験日の当日に学校名と受験番号を一緒にご祈祷(きとう)させて頂きます。

 試験日までは一日一支ずつ「入学試験合格・学業成就・精神集中」の願意(がんい)で継続して拝みます。出来れば合格発表の日まで続けると安心です。一日でも早く始められるのが良いでしょう。

 受験票のコピーは本堂の内陣にお祀(まつ)りします。受験勉強や試験用の筆記用具のご祈祷も致します。丈夫な袋に入れて名前を書いて受付へお渡し下さい。オクトパスと曼荼羅を差し上げます。

 観自在プレゼント
▼十二月号のプレゼントは融通無碍さまが特別にご祈念された、ただ今、人気沸騰中「萬倍様パワーストーン」を三名様に贈呈します。

 「萬倍様パワーストーン」は通常、ご祈祷料共一万円でお授けいたしております。

 この腕輪念珠は守護佛(しゅごぶつ)を萬倍様とし四方に東西南北を守る四神獣(ししんじゅう)を配したパワーストーンです。最高の気の流れを念珠の中央に作り出して、その中央に腕を通し身に着けることで萬倍様のご守護を頂きます。また、周囲に結界が張られ悪い物を寄せ付けなくなります。

▼ご希望の方はハガキに、お名前、住所、郵便番号、電話番号、生年月日、月刊観自在のご感想などを添えてご応募下さい。

新年開運厄除 二〇一二年 壬辰
家族祈願 厄年厄除 身体健康
■法要は毎日、午前十時、十二時、午後二時から行なわれます。

▼家族祈願、厄年厄除、商売繁昌、入学試験合格祈願、就職祈願、学業成就、安産守護、良縁成就など。親しき人の幸福をご一緒にお祈りし、善き新年を迎えましょう。

■十二月は厄落としの吉月、新年の厄除祈願も承っております。

▼観音院の新年の開運厄除け法要、年越し「元気法要」、新年開運の「元気法要」にお参り下さい。

■家族祈願、開運厄除けは年内の十二月一日からお願い出来ます。 ご参詣出来ない時は、お手紙やFAXなどでお申し込み下さい。

▼家内安全のお札(ふだ)や星供カード守りは早めに頂かれて、一月(新年法要)と二月(節分・星まつり)はご家族ご友人と、ゆっくりとご参拝下さいませ。

▼ご供養は年末もお願いできます。

■今年もお世話になりまして、真に有り難うございました。

 観音院が皆さまのお役に立つことが出来ますよう今後ともご指導ご鞭撻、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。 合掌九拝

法主 融通無碍(ゆうずうむげ)
住職 鈴之僧正(すずのそうじょう)
責任役員・評議員を代表して
 西本 克命(観音院顧問弁護士)
 山木 靖雄(広島県議)
 橋本 昭彦(団体役員)
 白川 正顕(評議員会議長)
監事 藤井 明敬