今年は戌年(いぬどし)なんですね。戌年の人は、誠実・賢明、俊敏というイメージがあります。
犬と人間の関係は、とても親しく深く長い歴史があることは皆さんご存知のとおりです。
私たちの生活に犬がどのように関わっているか考えてみて下さい。
犬を飼ってる家には泥棒も遠慮するそうです。
子供の登下校をサポートする犬も是非とも欲しいものです。
最近は犬の無事祈願や厄除祈願も多くなりました。葬儀も人と同じ、お墓も、供養も依頼されます。
何から何まで家族と同じです、お寺も人と同じように受けます。
ペットを家族同様に思う人は増える傾向にあります。新年の御守りも同様にお願いされています。
観音院のネット霊園も動物の墓碑が増える傾向にあります。
犬の性格には人間が学ぶべき傾向が沢山あります。飼い主に従順である。誠実である。俊敏である。
言葉は悪いのですが「飼い犬に手を噛まれる」という言い方もありますね。
「戌年」という場合は、世情を表す場合もあります。
世間が、経済が、気象が人間にとって都合が良いかも知れません。
世間も経済も人や犬と同じように躾が大切です。今年を良くするためには、人の態度が問われます。
十善戒 —- 不殺生、不偸盗、
不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、
不両舌、不慳貪、不瞋恚、不邪見
を大切にしながら日常を過ごされると、良い年となりますでしょう。