済んだことは全部忘れる、恩讐も含めてね

今年一年 いろいろありましたね、法主さんに申し上げると、何も無かった、と返事が返りました。
 周囲の職員からすると、法主さん個人については何も無く、真っ白だった、一日千通のメールに目を通し、手紙を読み、それを基に礼拝し供養し、祈願される毎日であったと思います。
 本当にご自分のことについては何も考えず、法主さんの頭の中は信徒さんのことしかなかったと思います。
 法主さんは、決してあれが欲しいとか、これが欲しいとは申されません。
 ああしなさい、とか、こうしなさいとも申されません。
 回りの人が迂闊(うかつ)であると、お食事も摂られません。誰かがするはずが、皆が多忙で、このようなことも起きます。
 食事をされることが法主さんにとっては面倒なことである場合もあり、それほど食欲を持たれないので、請求は有りません。瞑想(めいそう)されている時は、完全に食事のことは失念されています。
 しばしば睡眠もされません。排泄は自然になされているようです。
 法主さんは皆さんと喜怒哀楽を共にされています。それを平安な心にするよう癒される祈りをされています。
 この精神集中とでも言うのでしょうか、連続して三日を超えることもあります。
 法主さんの部屋には出張中も、何処に居られても「両界曼荼羅」をお持ちで、常に み仏さまと一緒です。
 何故に多くのみ仏さまと一緒におられるか、常に み仏さまにお願いして、皆さんの苦悩を和らげるよう話しておられるからです。
 法主さんと会いたい、相談がしたいと願われる人は多く、先着順にお会いされています。
 ですから、観音院の受付が、順番の整理をさせて頂いています。
 役職員も、法主さんにお会いしてお話をしたいのですが、皆さんを優先して考えています。
 ですから、面談を予約されたら、固く面談時間を厳守してください。
 法主さんとの相談は、難しいように思われますが、身体具合の悪い方などが面談を希望されると、遠方でも訪ねて行かれます。
 ご縁が有るか、無いか、で決められるようです。み仏さまとご縁の無い方とは、決してお話をされません。
 これは原則で、法主さんについては理解できかねる行動をされますので、正しくは、その時次第で分かりません。
 何を基準として行動されるのか本当に予測出来難いお方と申せます。どのように行動されようと、み仏さまと同じ水準ですから計ることが不可能です。
 間違いなく み仏さまのご利益(りやく)みたいな性質だろうと想像しています。
 法主さんがご自分の心を弘法大師さまと同じにしておられ、これを否定する言動のお弟子さんは、即座に破門されます。
 お大師さまが現在も高野山の奥の院に生身(しょうじん)入定(にゅうじょう)されていると固く信じておられ、これを、かれこれ言う人は棄教者として扱われるのは当然のことです。
 十数年、法主さんに献身的に仕えた観音院の著名な方が破門されたのは、法主さんの信仰心に介入したからです。
 たとえ人材であろうと、貢献度が高かろうと、衆望があろうと妥協されるような事は絶対にありません。法主さんに損得勘定はありません。志を異にする人と座を同じくすることは、法主さんの存在を否定するのと同様です。
 入定信仰について法主さんに軽々しく論争を持ちかけられると、法主さんは静かに、その場を立たれて人間関係の修復は不可能です。
 仏像仏画を偶像崇拝と批判した人も同様に扱われます。大師像は法主さんにとってお大師さまそのものです。
 人間関係修復の道は無いことはありません。般若心経を一日千巻、読経を百日間続けられれば水に流されます。
 観音院は法主さんの教えと法主さんを維持することを目的としていて、これを否定すると「ご縁」が無い人になるのは当然のことです。
 法主さんの極めて優れた性質は個人情報の守秘です。住所や氏名、電話番号の大半は独立した電算機に記録されていて、電話線やネットのケーブルと接続されていません。もしデータの抜き取りをする場合は電算機を操作するコンソールのキーボードに触れる必要があります。独立した部屋に保管されていて、先ずは部屋に入るのが大変なことで、幾つものセキュリティを通り抜けて、監視カメラを何台も潜り抜ければ可能ですが実際は不可能です。
 個人秘に属する情報は全部記憶されていて、職員にも口外されません。
 噂話は嫌悪されていて、お喋りさんとは会話されません。
 最近、色々な企業で個人情報が流出しますが、法主さんには情報守秘の考えと技術をお持ちです。

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