円高ドル安、デフレに突っ込む

■昨年は大変な年でしたね。政権が動いた。予算が事業仕分けされる。平成無血維新革命が達成されたと言われますが、革命にはほど遠いぼんやりと平和な日々です。

■フランス革命が掲げた自由・平等・同胞愛の近代市民主義の諸原理は、その後市民社会や民主主義の土台となって、一方では理性を絶対視し、理性に基づけばあらゆる社会の改造や暴力も正当化しうるとした点で、その後の共産主義、社会主義、全体主義の母体ともなりました。王政の廃止とフランス第一共和政の樹立を宣言。有名なルイ十六世はパリの現在のコンコルド広場でギロチンによって処刑。十月にマリー・アントワネットも、後ろ手に縛られ肥料運搬車で市中を引き回された末に処刑されました。友愛の実際はこのように苛烈なものでした。

■事業仕分けは暴走気味で、ノーベル章受賞者からも強く批判され、日本オリンピック委員会も反対。税収減収の不景気の中で、鳩山不況を起こしかねません。

■円はユーロ高に釣られるように独歩高、日銀も十兆円規模の金融緩和を発表しましたが、失業者は三百万人を超える勢い、輸出関連の企業は深刻な影響を受け、日本経済は大きな影響を受けてます。

■日航が経営危機です。多くの事業が破綻挫折するかも知れません。

▼今年は祈るような気持ちで日々を過ごす慎重さが求めらます。

■流通過程の中間業者には当分厳しさが続きます。流通の変化には敏感になってください。困難でも自殺は何ももたらしません。今年は慎重に、詐欺に掛からぬように、細心の注意で健康に維持することに専念し生き延びてください。

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