観音院役員会のご報告

平成十六年、四月十日午後六時から観音院の平成十六年度第一回責任役員会・評議員会が開催され、決算と予算が満場一致で承認されました。
 収支とも昨年の予算の許容範囲内で、今年度予算も昨年対比増減無しで構成されています。
 観音院の役員会は毎年時間厳守で開催されています。
 三月三十一日決算で、四月一日決算書作成印刷、役員会招集案内の送付、第二土曜日には役員会が開催されています。

▼経理と運営について事務処理、透明性、開放性で、最高の水準を維持すべく努力しています。  社会に開かれた寺院で、法要は年中無休、開門、身の上相談にのり、寺子屋教室を開催ています。

■観音院の監事会は、日本一良く機能していて、透明性と正確な事務処理・役員の業務執行の適正さを監督かつ保証しています。

■観音院の帳票は毎日良く整理してあり、財務と運営は公開です。

▼元本は電算機のハードディスクにありますが、端末のキーボードの操作は専従職員しかできません。信徒さまの個人情報の秘密は厳守。
 貸借対照表や収支計算書などは観音院のホームページでどなたでも随時ご覧いただけます。

▼観音院の基幹業務に関する電算機は電話線との接続が禁止されており、防犯防火システム完備で、独立して寺内で運用しています。

▼観音院の監事は、事務の透明さと的確性を保証し、内部常勤として田川純照、春木吉祥、柳澤栄信の三名で構成しています。
 もしも観音院の運営に非違がある時は単独で役員会を開催し、その内容をこの紙上に掲載する権限を有します。監事の職務を妨害したものは免職されます。
五月は目標をもって前向きに暮らす
み仏さまの御加護を頂かれて善きスタートを
五月病にご用心
■五月も目標や願望を明確にし、毎日を頑張ってください。
 五月二日の午前十時から大般若会、たくさんの僧侶が出仕させて頂き、丁重に執行いたします。
 五月は、皆さまのご先祖さまと水子供養、無縁ご精霊さまの総合供養のご法要が行われます。
早めのご相談を
■春はどなたもが精神的に不安定になりやすい季節です。
 学校や職場、新しい環境になじめない、いじめられる、やる気が無い、元気の無い人が増えます。
 家族の問題、不運や悪いことが重なると迷う人が増えてきます。一人悩まないでご相談にお越し下さい。観音院は親身に相談のり、皆さまが生きる支えとなりたいと念願しております。

「詩」のご紹介

み仏さまの微咲(みしょう)
       真晃

夫に先立たれ 幼児三人と遺された
玩具も十分には与えられない
乏しい生活が十数年も続いた

仕事に疲れて帰ってみれば
泣き寝入りしてしまった子供たち
その頬に、涙のあとが流れていた

子らの名を順に呼べば
苦を忘れた 思いっきりの笑顔で
わたしを迎えてくれた

この笑みの輝きはなにだろう
かけがえのない
みほとけさまの微咲を頂いた
 
子たちが社会人となり巣立った
その子たちが仕事に精進しいてる
夫の面影を見るような感じがする

お浄土から夫の励ましがとどく
好きだった花々を手向けよう

悩み事・困り事相談
■観音院は信徒運営の宗旨宗派を問わないお寺です。ご相談は電話で予約下さればお待たせしません。
 082・233・5000

▼生きたいと言う相談には乗れますが、死にたいと言う相談に乗ることは僧侶の戒律に反します。

▼精神的な病気で医師の診察が必要な方は診断投薬を受けて下さい。

■み仏さまを拒否されて、相談だけ乗って欲しいと言われても無理です。観音院は良く拝むお寺で苦難を善導することで有名です。
「詩」のご紹介

観 音 菩 薩
       泉 洋光

創建四百年を経て
観音院には 過去に会った
そして 未来にあるはずの
すべてのパワーが今ここにある
宇宙の塵が払われた この地で
ただ 祈ること
ただ 拝むこと
心 傷つき 痛むとき
観音の意志が 
見えない世界を超え
千古の道をあらわにする
十善戒をこころに刻み
お願いするなら
慈愛そのものの観音菩薩が
救いのみ手を
垂れてくださる

七月の「七夕飾り」を作って持参または郵送してください
 七月の「たなばた祭」には笹竹に皆さまの五色短冊の祈願をおまつりします。
 「七夕飾り」の紙細工を皆さまから募集しています。
 色紙で、千羽鶴や丸花、輪つなぎ、天の川、吹流し、紙衣、投網や巾着など、皆さまの地域で受け継がれているものや、皆さまの家での創作飾りでもけっこうです。
 ご家族で、幼いお子さまの作られたものも大歓迎です。
 お子さまの情操と祈りの心を共にはぐくんで上げてください。
 全国各地からお届けされたものを六月の半ばから、観音院の本堂におまつりして、皆さまの所願の成就(じょうじゅ)を七夕祭まで毎日の法要でお祈りし続けます。
僧侶養成講座
■「僧侶講座」は引き続き、受講申し込みを受付中です。
■五月二日(日)には「大般若の転読法要」が行われます。
 所願成就、家内安全、事業発展、学業成就を一心にお願いいたしましょう。吉例の身体健康「菱餅のお供物」もお授けされます。
■ご先祖さま、水子さまへの供養の気持ちを忘れることなく、周囲の人を思いやり、清楚な生活で、他人に親切にし、善き功徳(くどく)を積んで参りましょう。