法主さんは「喜寿」を迎えられました

法主さんは五月ごろに少し血圧が高く、養生に専念されていました。

 み佛さまのご加護で快方に向かわれ、血圧計で朝昼晩、食前食後に計っておられましたが、最近はそのようなことは無くなりました。二週間に一度近所の川本医院に診察を受けに行かれます。ご体調は良さそうに思われます。

 七月三十日には、喜寿(七十七歳)のお祝いを致しました。

 次は傘寿(八十歳)、米寿(八十八歳)、卒寿(九十歳)、白寿(九十九歳)のお祝い、次いで皇寿(百十一歳)ですね。

 百五十歳まで皆さまと共に生きたいと申されていますので、今年は丁度折り返し地点に相当します。

 どうも冗談では無さそうです。気力と体力は別問題ですから、どうなりますやら、推測できません。

 十善戒護持、禁酒禁煙、神出鬼没、融通無碍の法主さんなら、あるかも知しれません。

 生死の問題は解脱されておられるのでしょう。遺言があります。

■遺言公開■
 葬儀は、生花一対、並みの棺桶で、何時もの法要で、居合わせた人だけで送ること。皆さんに知らせたりしてはならない。魂魄をこの世に留めるので葬儀のことは無用にして下さい。
 預貯金、私物などは、全て観音院に生前贈与します。
「命日」は「所願成就の祈願の日」にすること、尽力します。
■終わり■

 もし、死後に迷う人あらば、道案内をしてくださるそうです。「鈴の音のする方に来なさい」とのことです。お知り合いの人が全部亡くなられるまでは成佛はしないと言われてます。

 世のため人のために尽くせれば本望だと常々申しておられます。