平成二十二年庚寅、元日

■謹んで三宝に帰依し奉る。新年明けましてお目出度御座居ます。昨年は何かとお世話さまになり、有り難いことと厚く御礼申し上げます。今年も引き続き宜しくお願い申し上げます。

 元日午前零時から初護摩と大般若転読法要を執行しました。

 本日から一日三座の法要と毎月第一日曜日の大般若転読法要を、一生懸命に拝ませていただきます。

 昨年は大変な年でした。政権交代で日本の舵取りをする人が変りました。ユローが上がりドルが引きつられて下がりました。円は一人だけ高くなりました。物価下がる傾向でデフレになりました。

 失業者が増え求人が少なく、今年の新卒は求職が国難です。大変に気の毒なことになっています。

 自殺者も三万人を超えました、交通事故もなかなか減りません。

 このような変動の中にあって、皆さんが災難を逃れられるように観音院は降りかかってくる厄難を皆さんが除けられるよう一生懸命に拝んでいます。

 お守りに書かれている七難即滅はあらゆる災難を排除し、のがれ、七福即生を祈願した証明です。

 生涯には最悪と思われる事もあります。運勢が悪いと、続く思うこともあります。そのまま悪い方に転げ落ちたら大変です。

 運勢は路線転換できるものです。それでなくても、観音院の法要は「元気法要」とも安心法要とも言われております。

 ご自分の願望を護摩木に書いてみ佛さまのご加護を願い、運勢運命を良い方向に向ける転換されることをお勧めします。ご家族誘ってご参拝ください。