お彼岸に良い目標は立ちましたか

■十月三日「大般若三百座」執行、記念法要として午前十時、正午十二時、午後二時の三座執行します。

 お護摩も三万座を超えました。観音院は良く拝む寺として一番で在りたいと願っております。

 最近、子孫がご供養してくれない、先祖伝来の菩提寺も分からぬ、仏事をキチンと営めないご家庭が増えています。核家庭の蔓延、家族の不和不仲、不景気、信仰心の欠如等色々な原因が考えられます。

 原因はさておいて、子供さんが居られ無い方や独り身の方も多く、死後の整理やご葬儀、供養を依頼される方が増えてまいりました。

 観音院の今年の事業として門前の日切地蔵さまの前を「大日堂」としました。

 台座は堅牢な金庫で、金箔二重貼り、上に紅白の蓮の華をあしらいます。正面には出世薬師、侍仏に阿弥陀如来、阿修羅神を奉ります。左右に幅四十二㎝、高さ六十二㎝の大日如来十八躯をお奉りします。照明はLEDにして二十四時間点灯します。

 法主さんも利用されるご意向ですので粗末に出来ません。死して涅槃に赴かず幽明の境にいて死者を引導される約束です。

 観音院の法要は此処から始まり、此処で終了しますので、一日六度のご供養が約束されます。死んだらどうなるか心配な人には観音院の大日堂の趣旨を紹介して下さい。

 このたび、「心身清浄破地獄真言曼荼羅塔婆」を法主さんが作られました。知ると知らざると犯した一切の罪障を清め、清き心身で周囲に接して幸せになられるよう、その上に後生安楽を保証するものです。

 全てに愛を光と祈りを相手の立場で考えましょう。