般若心経ロウソクの功徳

◆般若心経ロウソクの功徳
般若心経はわずか二百六十余文字の中に佛教の叡知(えいち)が集約されています。この有り難いお経がロウソクの周りに刻まれているのが、般若心経ロウソクです。

このロウソクに燈(ひ)を灯せば、三日三晩不断の般若心経を唱え続けたのと同じ功徳(くどく)があるといわれています。

本尊守護、願望成就、試験合格などみ佛のご守護を願い燈を灯されれば、その光明は希望の光となり真実の道が開け行きます。

先祖供養やご命日など、ご供養を祈って燈を灯されれば、その光明により亡き方を迷うことなく極楽浄土にお導き下さいます。

お燈明のみ光の功徳

◆お燈明のみ光の功徳

み佛さまにお供えする明かりを燈明(とうみょう)と言います。
燈明は六波羅蜜(ろくばらみつ)の「智慧(ちえ)」をあらわしています。

佛教には六波羅蜜の教えがあります。「布施」「持戒」「忍辱」「精進」「禅定」「智慧」の六つです。

佛教でいう智慧は、普段私たちが使う知恵とは区別され、梵語のプラジュニャーprajna「理智(りち)」の訳として用いられています。

これは、心の迷い、煩悩(ぼんのう)を滅し、物事の真理を明らかにして悟(さと)りを開くこと、正しいこと間違ったことの判断、正邪(せいじゃ)を区別する力を持つことをいいます。

中でも、この世に存在するすべてのものの本質は皆「空(くう)」であることを認識とします。空とは、すべてのものは因縁により現在あるのだからそこには実体と言うべきものは何も無い、存在を絶対視したり執着(しゅうじゃく)してはならないという思想です。

prajnaの俗語形パンニャーpannaは「般若(はんにゃ)」と漢訳され「空」の心を説いた教典「般若心経」の名はここに由来しています。

燈籠奉納の十の功徳  観音院

お灯明をお上げすることは、自らの心に希望の灯火をともすことです。み仏さまの御加護を実家されて、慎重に、勇気をもってくらしましょう

燈籠奉納の十の功徳

■ご先祖さまや水子さまの追善(ついぜん)の供養、永代供養(えいたいくよう)の為に、お燈籠(とうろう)の光は最高のものとされる。

■将来が明るく照らされ子孫繁栄の導きがある。善い人間関係のもとに子供や孫が幸福を得て、明朗な人生を歩んで行ける。

■過去の悪因縁が断ち切られ善意が裏切られることが無くなる。また物事が裏目にでることが無くなり、人間関係が改善されて善き人との出会いがある。

■お燈籠の光明に照らされて、直感力が鋭くなり、仕事や商売に知恵を授かる。不幸な選択をすることがしだいに無くなる。

■み佛さまの光明に導かれ、人徳が高まり、世の中を照らす人格者になることができる。

■過去に自分の犯した罪障が浄められる。自らの悪い運命が転換されて、災いや厄難、悪意から守っていただける。

■社会や人のために尽くせるように、仕事や学問、事業・商売などに良い運が与えられる。

■寿命が尽きた時は苦しみ少なく浄土に導かれる。善き後生と善き輪廻転生が祈られる。燈籠は永代に灯され、毎日法要が執行されて無縁佛にならない。

■浄光により見方や目が守られて生活が明朗になり、醜い物事を見ることがしだいに無くなる。

■いかなる境遇にあっても献燈の功徳により、距離や時間、障害を超えて、み佛さまの不思議な御加護が信じられる。

燈籠供養と燈籠奉納について

【寅さん】 観音院で、十月の大事な行事と言えば、燈籠供養・萬燈会ですね。

【住職】 今年は十月十四日の午後一時からと、十八日の午前十一時からの二回、行うよ。

【寅さん】 燈籠を奉納されている方のための特別法要だから、その方達に往復ハガキでご案内が届くんですよね。

【住職】 その通り。法要の後で、燈籠供養のお知らせハガキと引き替えにお供物をお授けするから、忘れずに持ってきていただきたいね。

【寅さん】 昨年からは、灯篭を奉納していないけど燈籠供養の法要に出席したい人は、当日に般若心経ローソクをお供えすれば出席できることになりましたよね。だけど、ハガキでのご案内やお供物のお授けはないから、燈籠供養について知りた人も沢山いると思いますよ。

【住職】 それじゃ、少し説明しようか。

【寅さん】 少しと言わず、しっかり教えてください。観音院で法要に会う度に燈籠の明かりがきれいだなあと思っていますが、知り合いに訊かれても詳しいことを説明できないんでちょっと困っていたんです。

【住職】 み佛さまにお参りするとき、明かりやお線香、お花などをお供えするけど、明かりはご供養の中で、最もみ佛さまが喜ばれる勝れたものとされているんだよ。
この明かりを入れて永く輝きを保つお燈籠をお供えするのは、み佛さまを永代にご供養することにつながるわけだ。

観音院では、奉納の時に燈籠に込められたお願い事がかないますように、僧侶一同が日々の法要でご祈念させていただいているんだよ。

【寅さん】 そうだったのか。改めて聞くと、燈籠奉納は本当にありがたいご供養なんですね。

【住職】 そうだね。皆さんのお願いがかなうように、毎日丁重に法要を執行しているよ。皆さんにお寺が安心できるところだと思ってもらえたら、良いね。