日本の風土は諸行無常の教えのままに

■日本の四季は春夏秋冬と変化して情緒に富んだ美しい国です。
 全ての物は常に変化して、一瞬もとどまることはありません。
 人は生まれると同時に、寿命が来たら死ぬものです。
 全ての人が納得しているはずのことですが、その生涯には幸不幸がさまざまにあって、皆さん幸せで在りたい、難しいですね。

▼最近、離婚寸前の二組、家内円満を祈願して元に戻しましたが、このような時は嬉しいです。

■ビルが竣工したり、橋の渡り初めの時に、そのビルの取壊し工事や橋の架け替えを考えることがあります。便利な新幹線も必ず再度敷設することになります。

▼月に二度広島東京間を往復しますが、何時も無事に帰れるようにみ仏さまに願うのですから、私は相当な小心者かも知れません。

■九月二十日は敬老の日、高齢者の私から、老人を大切にしましょうなんて言い難いですよ。最近、しばしば席を譲られるので、ああそうかと納得していますが。

■人が死ぬのは、本人にとって最大の災害ですが、大地がぐらぐらしたり、大水で家が流されたりするのは堪りません。
 知人が亡くなったり、家が焼けたり、会社が倒産したり、生涯に惨事や苦労はつきものです。

■私は防災が趣味です。観音院は建築基準法を上回るよう建てました。燃えないように船舶用の高価な消火器も沢山付けました。枕元には地震用のズックを二足置いてます。ヘルメットも常備してます。

▼防災も大切ですが、車両の安全運転、健康管理、老後の設計、いずれは死ぬ人間としての準備、考え方も大切にしましょう。

▼相続で揉める場合は故人の生前の生き方に問題あり。亡き霊魂の鎮魂供養が先。良く供養する寺へ。