怖い数字 出生率一・二九の日本の将来

年金会計が持たなくなることはだれでも理解出来ますが、本当は社会が崩壊しかねません。
 同世代の一人は、約二割の人達の面倒を見るのは自然なことで、とうてい親や高齢者の費用や面倒まで見れません。
 それでも親や高齢者は存在しますから大変なことになります。
 人口の減少は先ずは産婦人科や乳児関係の産業を衰退させ、小学校や高校などの統廃合され、大学も経営が成り立ちません。
 道路もガラガラ、空き家も増加します。不動産の価値も下落します。冠婚葬祭も、半分、何かと困ることになります。大半の企業が損益分岐点を下回り、経営困難、倒産、統廃合は当たり前の時代が来ると、覚悟しておきましょう。
 発電所などは老化廃止で済むと思いますが、官公庁などは大変です。採算を考えなくても良いのですから、お役人天国になると思いますが、貨幣を増発すれば済むほどに簡単な問題ではありません。
 今、広島では大型家電店の出店が続いて互いに赤字を出しています。
 将来は広島の人口も半分になることなんて考えてもいません。
 観音院は熱心に法要を継続維持していますが、建物構築物の営繕費用が減少するよう工夫して、いろいろと改善しています。現在の建物は人口が増加に転じる頃までは大きな造作をしないで済むように堅牢に出来ています。二十年も昔に、法主さんは銀行を預金者が選別する時代が来ると話されていました。本当にそのような時代が来て、運営には先見の明が必要だと思っています。