厄年は暮らしの知恵が女性の進出で男女の厄が平等に(前編)

 男性生涯の大厄年の最初は二十五歳の前後三年間ですが、これは結婚するにあたりまだ物事の考え方が定まっていないので慎重に過ごせば良いと言う事です。四十二歳の大厄は死にと読んで大変な苦労が有る事が多いようです。その前後三年間は社会的な信用もぼつぼつ付いてきて相当の責任を担っている時でもあり、一挙手一投足があなた自身と属する組織と家族に大きな影響を与えます。六十一歳の年齢はぼつぼつ人生をどのように締め括るか大切な時期です。長生きをするようになって七十八歳前後三年間の養生如何では八十の年齢を超える事が難しくなります。

 女性の最初の厄年は十九歳前後三年間の交際相手次第によっては生涯の幸せが左右されかねません。三十三歳の厄年は散々苦労すると読んで大変な事が有るかもしれませんね。女性の晩婚化に伴って三十過ぎて結婚したり。出産したりする事は慎重に考えなくてはなりません。

 宿曜経による吉凶の判断は日常生活の中から生まれた暮らしの知恵です。

 女性の社会進出に伴って女性にも男性と同じような責任が生じて来て男性の厄も同じように担っているようです。

 男性もまた、女性の厄を担っているような傾向が有ります。誕生年を悪年とするのは生涯一年間の養育の如何によって寿命を失ったり、健康な子供に育ったりする分かれ目に相当するからです。何かを計画して実行に移す時は判断の如何によって宿曜経によらない厄年と考えて、慎重に考え、準備を怠りなくやり、そして道徳的に物事をするなれば成功する確率が高くなります。

 物事を成すには一番に健康(家族の健康を含む)、二番には資金、良い考えもお金が続かなくて失敗する例が多く見られます。「七年目の浮気」と言う映画も有りましたが、結婚して七年ぐらい経つと相互に慣れが生じて甘え、手抜き、誤魔化し、醜い場合には配偶者間に嘘偽りが生じて表面化し、持ち下げもならなくなる事があります。

 或いは結婚前に気付かなかった相手の悪い本性等が表面化して破綻に至る事も有ります。

 配偶者間で暴力、暴言、怠惰、嘘偽りが有ったりしてはなりません。浮気は最も危険な嘘偽りです。

 男性が二人の女性と親密になると必ず嘘が吐かれます。女性もまた、同じ事が言えるでしょう。

 その他社会情勢の変化、経済状態の変化によって失業したり、失敗したりすると家庭の崩壊に繋がる事が有ります。わけても慎重にありたいのは保証が破綻に繋がる原因になります。

 お酒で前後の見境が無くなり、不道徳な事をしたり、飲酒運転をしたりすると生涯に渡って多額の弁済金を払い続けるような困難に遭う事が有ります。
博打は止められないような頭の構造が出来るのでしょう。止める事は大変に困難です。

(後編に続く)