■十善戒は彼岸に渡る安全な船 この世を彼岸とするために「暖かい人柄」を目指すこと
お彼岸という言葉は日常的に使われている仏教用語のひとつです。古来から日本人のご先祖を偲ぶ気持ち、慰霊や供養の心、さらに勤勉さと求道心があいまって彼岸の仏事として継承されています。
▼春彼岸は「心の修養の期間」として、心を新たに、よい善い目標を立てて、み仏さまの教えを学ぶ善き機会といたしましよう。
法話を聞き、家族でよく対話を重ねて、悪しきことに近づかず、優しい心を保ちましょう。
▼幸せになるためには、十善戒を学んで自らの行動の基準として、まず自分の仕事と家庭を大切に、向上心をもって学ぶ心を失くさず、勤勉に暮らし、倫理道徳観を高め生きてまいりましょう。
▼魔が差さないように、善き言葉をつかい、早く相談し自らが悪い事に近寄らないことが大切です。