八月の過ごし方で人生が左右される

■夏休みですね。学校が休みになるのは、暑さで授業にならないか
らだと思います。
ところが宿題がある、こつこつと毎日怠(おこた)り無く宿題をしな
いと、夏休み末は大変。お父さんやお母さんの宿題になる。

▼思いっきり遊んだりしていると塾へ行っている子供とは学力に差
がついてしまう。夏休みに学校の先生はどうしておられるのかな。

▼今年は十二日と十八日の日曜日に挟まれて、お役所や会社などは
盆休みは無いかもしれない。九連休なんかにすると倒産するかも。
来年から海の日と敬老の日は連休になるらしい。お盆も正月みたい
に国民の休日にできないのかな。小泉さんは関係無いか。
■八月号をお届けするころは参議院選挙ですね。経済が面白く無い
時は安定した政権が望まれます。皆さん選挙に行きましょう。

▼不良債権処理を換言すると儲からない会社や店は駄目と言うこと
ですが、運転資金が続けば、やって行けそうなところまでが倒産に
追い込まれるのは残酷ですね。
▼五月の完全失業者が三百五十万人とは怖いことです。デフレ傾向
は続いています。物価が下がると利益が少なくなる。日本の物価は
外国に比較して異常に高かったのが並になっているのでしょう。

■夏休みで嫌なことは、水の事故や疲労気味の自動車事故、身近な
人が亡くなるのは辛いことです。
▼六十五歳以上の人口が十五歳未満の人口を超えました。十八歳人
口の減少は私学四大の定員割れの原因になっています。大学に市場
原理が導入される。大変です。実はお寺にも市場原理に乗れないと
生き残りが難しい時代になりつつあって大変なのです。

お寺さんや墓地などの淘汰が静かに進んでいます。あなたのお寺の
お坊さんや墓地管理者が減少する傾向にあります。お寺さんの情報
開示がなされず、説明責任が果たされないままに無くなってしまっ
たら困りますね。檀家制度の崩壊やら人口の減少、若者の宗教離れ
などいろいろと原因が考えられます