七月は慎重に過ごす 困った時は寺に相談を

さて七月だけど、私も住職も大変だ。四月や五月に異性と関係して、妊娠して居るのではと悩む高校生や大学生も多い。こんな事で悩んでいても救われないので、お寺には妊娠検査キットが十組くらい何時でも置いてあって、悩むよりトイレに行っておしっこをかけてみる。
それで、ああ良かった、と晴れ晴れした顔になってくれれば一安心。学校卒業までは性行為はするな、とよくよく言って聞かせて帰す。妊娠していて、七ヶ月にもなってると悲劇だな。学校を休めないから中絶する事になる。お金は持ってないから私が出す場合もあった。

その病院へ再三連れて行くので、看護師さんから睨まれていたよ。その内に事情が分かって、丁寧に扱われるようになりました。

医学的に中絶が出来なくなると、養子が欲しくて堪らない夫婦を存じているから紹介します。生まれると直ぐに引き取り実子として扱われます。

しかし、悪いのもいて「私の子供を何処へやった」と怒鳴り込んで来る。こんな場合は警察の生活安全課に直ぐに相談します。何かの法律に触れる行為だと思うけど、皆さまの善意で全部が幸せに済んで居られます。徹底した話し合いが必用で、全員の納得の元で行っています。思い違いがあったら大変だ。

「いたわり、慈しみ、思い遣り、相手の立場で考える」では解決しない場合も。こんな事がすらすら行くと期待されたら大変。関係者は口の硬い人ばかり。法律的にもチャンと手続きはして居られます。

死にたいと言われるのを何かのご縁で元気にして上げただけ。性行為の自重と避妊方法、これは僧侶には荷が重い。

何かの機会に死ぬほど悩まれたら、こんな話もある程度に聞いて下さい。

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全てに愛を 光と祈りを 親から子に 子から孫に 読み伝えられる

毎月1日発行 月刊「観自在(かんじざい)」

発行所 観自在社

送料共 1000円/一年分

いたわり 慈しみ 思い遣り 相手の立場で考える
広島のお寺 観音院(かんのんいん)
http://www.kannon-in.or.jp/

〒733-0032 広島県広島市西区東観音町10-2

TEL 082-233-5000

厄年厄除・家内安全・商売繁昌・身体健康・学業成就・安産守護
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毎日 午前10時・正午12時・午後2時から三座の法要を執行し、皆さまの
御祈願を拝ませて頂きます。

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