恭敬三宝 謹賀新年 平成二十八年丙申

【院家さん】  明けましてお目出度う。

【寅さん】 お目出度う御座居ます。旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

【院家さん】  今年も宜しくな。「見ざる聞かざる言わざる」は昔のこと。良く見て、良く聞いて、当たり障りが無いように言葉を選んで話す年にしようか。

【寅さん】 寒い正月ですな。

【院家さん】  年越し寒波と正月寒波の影響だ。天気が良いのは運が良いからで、今年も異常気象は続くだろうなぁ。総じて今年の景気は下降気味だな。日銀の金融緩和で円安が進み、輸入物価は上昇。企業の賃上げは一部止まり、消費の減退、景気の失速に耐えうるようえ準備をしておくと良いな。今年は野菜などの価格が高くなりそうだ。消費税が上がると景気の失速する時期は早まる。

【寅さん】 正月早々院家さんと景気の話をするようなことでは困るな。

【院家さん】  そうだな。僧侶は熱心に拝むことに専心できるのが一番良い。去年九月には、私は死にかけてた奇跡的に甦った。その上、永年左足の膝が痛くて杖を三本も持っていたけど、これがふわっと痛くなくなって、少しなら走れるようになったのは、楽だし嬉しい。

死んだのが甦ったとか、痛い足が痛くなくなったとい言うような話は、常識では考えられなくて、僧侶としては喧伝してはならないと思ってる。

【寅さん】 フェイスブックの院家さんのお友達の増えようは尋常ではないな。十二月中に五千人の枠に達するのではないの。お友達になりたい人は「高田勧裕」で検索して、この観自在が届いたら即座に「友達申請」をしたら間に合うかもしれない。院家さんの日常が分かることは楽しいよ。

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