蛇口をひねれば飲める水が出る日本は本当に良く出来た国家です。
政治家がしっかりしてもらわなければ困りますが、このような大きな百年に一度という経済危機に対処出来るリーダーシップのある人が居れば良いのですが不安です。
さりとて、政治不信がそのまま浮動票になったりするのは危険です。今年、広島では県知事選挙があり、衆議院選挙は遅くとも九月までには必ずあります。
浮動票は未だましな方で、棄権は一番良くありません。
何時かは良くなる、確かにそうですが、皆さんの選んだ｢公僕｣により政権も定まります。
政権と日銀の舵取りが経済危機を乗り越えてくれれば、問題は小さいと思いますが、困難は経済のシステムにあります。
能率良く作る、製造コストを下げるシステムが、限界まで来ています。埠頭には輸出用の車がぎっしり、輸入側の埠頭にも車がいっぱい。世界中の人が欲しがる量を製造する方の能力が超えた。仕方無く生産調整する。国民が消費し過ぎた国家の通貨は、価値が下落するのは道理です。安易に国民に借金させて家を建て過ぎて
、借りた人がお金が返済できなくなった。これがサブプライム問題の本質です。国民がお金を借金し過ぎて行き詰まると、国は破綻に向かいます。国債を出し過ぎている日本の経済も将来が怖いです。一に辛抱、二に辛抱が、日本経済の復興につながりますが、他人に依存すると破綻に直結します。
十善戒をたもって暮らす、忍耐、勤勉、念じ、念じ、元気をいただいて、この厄難を乗り切ってまいりましょう。
