胎蔵界大日如来坐像をお迎えして金剛界大日如来坐像と一対に揃われました

曼荼羅に胎蔵界と金剛界があるように、み仏さまも胎蔵界と金剛界の大日如来がおられます。金剛界大日如来は、明治の廃仏毀釈で外国に流失され、外国人の間を転々とされ、最後は美術品としてロンドンで競売という過酷な百年余を過ごされました。法主さんはこの事態を深刻に受け止められ、直ちに友人の古美術商に相談され、無事に日本にお帰り頂きました。

次いで胎蔵界の大日如来の造像を願われて四月の十八日に春日井仏具から納められました。どちら敢えて古仏仕上げとはせずに、今日完成したように、美しく金箔でおおわれています。

ご参詣の際に礼拝してください。追って入仏法要を執行したいと願い、段取りを相談しています。

東京事務所の方はPOLYCOM社(ポリコム)製の音声画像の双方向電送システムで広島と一体感をもてるようになりました。

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ただし、便利なものであっても音声が途切れたり、扱う人次第では何の役にも立ちません。パソコンは必需品になりつつあります。

食わず嫌いではなく、思い切って使ってみることが大切です。