■最近機会があって広島の千田町の日赤病院に入院しました。
最初は泌尿器にお世話になり、続いて内分泌やら色々と面倒を見ていただきました。
■昔を知らないので、今の状態を観察したまま感想を述べますと、職員さんの教育がすごく行き届いていますよ。
何かの際に人を取り間違えないように名前を何度も確認されます。名前を確認せずに、医療行為がされることはありません。
何科に所属する私は誰ですと必ず名乗られ、笑顔を絶やされません。
注射や採血をされる時などチクッとしますよ、と言われますが、最近は針が良いのかあまり痛くありません。
■全ての患者さんに平等に接しておられるように思います。
博愛とはこのようなものだと教えて頂くような気がします。
■病気を治療することは、良いことばかりでは無いので、日赤がこの世の極楽だからずっとおる訳にはいきませんが、
本当に日赤はこの世の極楽だと思いますよ。
■愚痴を言ったり、不平を言ったりされるのは皆さまの自由ですが、日常生活でも愚痴は不幸を呼び、不平は嫌がられるものです。
病院に入院しているときは、お医者さんを神様と思い、看護師さんを天使様と思って過ごすのが、一番良いように思います。
■そういう訳で、約一カ月と少しの間、私はこの世の極楽で過ごしておりました。
物の考え方次第で、この世は地獄にも極楽にもなります。
それは、僧侶の考え方ですが、実際の日赤は極めて教育が良くなされていて、清潔で、技量が高く、世界でも誇れる医療施設だと思います。
■それらが、誰でも利用できる日本は素晴らしい国ですね。
合掌礼拝 融通無碍
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