夏の大祭 七夕法要 元気な気持ちで夏を乗り越えよう

今年も後半戦に入った。歳を取って来ると、一年が早く回って来るような感覚が有るね。だからと言って日々に忙殺されて、日常の変化に鈍感になってはよろしくない。特別なイベントを作る事は難しくても、節目を意識できる何かを用意しておくだけで、気持ちに変化が生まれて来るのではないかな。

観音院では先月六月から夏越祈願、萬倍稲荷さま開眼法要を執り行っている。本堂正面に安置した白だるま様を納めた箱を見て、夏の到来を感じてくれる信徒さんもいらっしゃるね。

七夕飾りも六月から用意して本堂を涼しく、華やかにしてくれている。七夕はひと月早く始めているけれども、少しでも多くの信徒さんに季節の行事を味わってもらうために、七月七日の七夕祭まで飾るようにしている。

五色の短冊も皆さんに書いて頂けるよう用意して、今月の観自在にも付録しているので使って貰えると嬉しいね。

「お願い事ばかりで申し訳ない」と考える方もいらっしゃるが、失礼だなんて事は無いから、安心してもらいたいな。色とりどりの短冊でお寺を華やかにする、御仏様に喜んでいただける功徳を積んでいると受け止めてもらえたら、ご本人も仏様も両方が嬉しい気持ちになれるのではないかな。

つまりはまあ、何事も考え方次第と言う事だね。

ご家庭で作られた折紙等もお供えとして飾って貰えると嬉しいな。

【お知らせ】七月より本堂と別殿の防水工事を行います。六月八日より足場が作られているのでご存知の方もいらっしゃいますが、ご不便をおかけ致します事深くお詫び申し上げます。予算は約七百万円となっております。