三月は年度末、春休みを有効に使う

三月末で運命の変わる人が多いようだ。進学が出来た人、浪人して来年に向けて努力する人。テストの結果、一点差で運命が両極端に別れる。入試は無くして、卒業試験を厳格にするような学制改革が出来れば良いと思う。

春の日は穏やかで太陽が昇るような雰囲気がある。春休みがある人たちは、この期間に努力すれば良い新学期を迎えられる。

史上最低の預金利息で資金を株式などにシフトする人が多い。日に二度も三度も売買を繰り返すようなことは間違ってもしない。

アメリカの景気はすこぶる好調だが、これはバブルだ。弾けると日本の市場にも反映する。

美味い話は何時の時代にも横行するもので、眉に唾を付けて引っ掛からぬよう気を付けたい。詐話師は何時の時代にもいる。

特にネット株が危ない。インターネットは普及し、どの家庭もパソコンの一台はある時代、ご主人と奥さんと子供さんの三台ある家も珍しくない。

ネット関係は説明がつかない高株価で、何時ばれても不思議ではない。昨年の株式売買委託手数料の自由化で、割安な手数料でインターネット株式取引が活況を呈している。証券会社も知名度が低く、手数料の安さとサービスの差で淘汰の兆しがあり一波乱ありそう。

親が子供を思う気持ちは、子供が親を慕う気持ちより遙に大きくて、親の気持ちの通じない子供が多くなりつつある。

親子間の断絶は目を覆うようなものが多く、親不孝者が増えた。政界や経済界などの倫理の荒廃も大変な事態だが今一番大切なものは倫理の復興である。

旅館やホテルの倒産が目立つ。旅行業界も店頭職員と外回りを残して店舗を集約しつつある。日航はネットで搭乗券を予約すると25%も割り引いてくれる。旅行業界は再構築の真最中で、この業界に限らず、流通の中間に位置すると将来が危ない。