2017-02

光然の高野山修行日記

光然の高野山修行日記 ・十 後半

七時半:仏名会開始。配役となった伽陀師は、過去・現在・未来それぞれの礼拝間に伽陀と呼ばれる一風変わった声明[しょうみょう]の経頭[きょうとう]役。 次第に息が荒くなるが、礼拝が終われば息を整えるような間を開けず、発頭せねばならない。 途中...
光然の高野山修行日記

光然の高野山修行日記 ・十 前半

専修学院では七月の初め頃、二学期より始まる四度加行[しどけぎょう]に入るために必要な資格である「受戒[じゅかい]」が、三日間に渡り行われました。 「受戒」は初日が初心の戒を授かる「菩薩[ぼさつ]戒」 二日目がこれから僧侶となる者が授...
巻頭の言葉

災いは忘れた頃にやって来るけれども  四六時中思い悩んでも良い事は無いね

災いは忘れた頃にやって来るけれども  四六時中思い悩んでも良い事は無いね 去年は大きな地震が沢山起こりましたね。十二月末にも茨城県で震度六弱の地震がありました。 一刻も早い復興と皆様の無事を日々祈願いたしております。 この地震も東日本...