観音院の「星供・星まつり」について

観音院では、星供(ほしく)・星まつりが一年を通じて行われています。一般的には節分の頃に行われることが多い星供ですが、観音院では毎日拝まれることで知られています。この記事では、その由来や特徴についてご紹介します。


星供とは?その由来と目的

星供は「宿曜経(すくようきょう)」に基づく仏教行事です。観音院の法主さまがこの経典を研究し、以下のように述べています。

「本当に運が悪いという人があるときは、毎日供養すれば、どのような運の悪い人でも運命が転換され吉祥となる」

この教えを実践し、観音院では節分に限らず星供を毎日行っています。その中でも、「星供・星まつり」は特に星供をされた方やこれから星供をされる方を対象とした特別なお祭りです。


星供・星まつりでの祈願内容

星供では以下のような祈願が行われます。

  • 家族祈願
  • 厄年・前厄・後厄の厄除け
  • 「火曜星」「計都星」「羅喉星」などの黒星の厄難消除

特に「黒星」に当たる方は、「般若心経ローソク」をお供えいただくことをおすすめします。このローソクは、御佛様の前に灯され、運勢を開運へと導くための祈りが捧げられます。


星供の効果と白星の意味

星供では、悪い運勢を善い運勢に転換し、一年間守護してもらえる「吉祥の星」となるよう祈願します。もちろん、「白星」の方もお供えいただけます。白星の強運が、より安定した幸運と飛躍をもたらすよう祈られます。

ただし、白星の方は、強運により調子に乗りすぎたり、周囲と摩擦を起こしたりしないように気をつけることが大切です。


星まつり期間中の特別な体験

星まつり期間中、本堂には「星供養曼荼羅掛け軸」が掲げられます。内陣でのお参りの際に拝むことができる特別な機会です。

また、般若心経を皆さまとご唱和する功徳も大変有り難いものです。


般若心経ローソクの功徳

「般若心経ローソク」は、わずか260余文字の仏教の叡知が刻まれた特別なローソクです。このローソクに火を灯すことで、以下のような功徳があるとされています。

  • 本尊守護
  • 願望成就
  • 開運厄除
  • 先祖供養・命日供養

特に先祖供養や命日のお祈りとして火を灯せば、その光明は極楽浄土への道しるべとなり、亡き方を導く力をもたらします。


ご相談・お問い合わせ

星供・星まつりについて詳しく知りたい方は、参詣時またはお電話でお気軽にお問い合わせください。

寺務所受付:TEL 082-233-5000

皆さまのご参拝を心よりお待ちしております。