法主さんは多忙でお疲れ気味です

 最近、ご自分で車を運転されることはめっきり少なくなりました。
 毎日のように信徒さんのお声が掛かると、出掛けられますが、夜九時には必ずお寺に帰り着いておられます。
 三月末の決算、四月の役員会、相談等とご多忙でしたから、お疲れのように見えたのかも知れません。
 お医者さんのご意見では特に悪いところは無いそうです。
 これからもお元気で皆をご指導頂けると強く信じています。
 しかし、くれぐれも身体を大切になされ、一日でも長く元気であって頂きたいと、ご自重を願います。
 宗教情報アーカイブ・アリの全宗教関係の中で、観音院のホームページは人気ランキングで一位です。
 毎月ホームページは更新していますが、更新と同時にアクセスが殺到しているようです。
 観音院の法主さんは、瞑想も祈願も供養も、皆さんが想像されるよりはるかに高い水準で日々なされています。
 何時も申し上げることですが、観音院で依頼された事柄に常に気にかけておられます。これは観音院の専従職員の全ての傾向です。
 お弟子さんも順調に増加の傾向であり、来年には高野山大学を卒業して亮範さんも帰ってきますし、心強いことです。
 専従職員とは、一信徒が寺に良くお参りし信心を重ねて、お寺を大切に思い、運営の評議員になり、それから皆さまに可愛がって頂いて始めて専従になれます。観音院は世襲制度廃止です。
 専従職員は子供の頃から観音院に出入りして、寺の事は熟知しています。
 未成年者は専従になれません。非行や刑法に触れると、専従は解かれます。
 サラ金や借金があるのも駄目です。住宅ローンを抱えていても専従にはなれません。頂く手当の原資は全て浄財です。浄財を利息に当てることは禁止事項です。割賦、ローン、全て認められません。利息は多くの宗教が「悪」と認めています。
 信心と身辺が身奇麗なことが最低限必要な条件になっています。
 法主さんには好き嫌いがありません、全てのものを大切にされ、食べ物だけで無く、人に対しても同様です。出自、国籍、職業、容姿、年齢や性別などで一切差別されません。
 観音院は定年なんか三十年前に廃止して、本当の終身雇用になりました。退職金は当然有りません。病気休養は手当百%で社会保険はあるけど、傷病手当の給付を受けた職員は居ません。あとボーナスは有りません。勤務時間も決めてありません。育児休暇は勝手に取れます。
 ただ、あまりに無責任なことをすると信徒代表の評議員会に解任されます。
 要は衆望がありさえすれば良い訳で皆さんに好かれることが大切です。

■身寄りの無い人との生前
  葬儀契約は好評のようです。

 最近、身寄りが誰も居ない、万一の時はどうなるか心配という不安を持つ人が多く相談に来られます。

  御願い
 私に万一の事がある時は、葬儀社
 連絡前に直ちに葬儀一切を左記に
 ご連絡の上指示に従って下さい。
 広島市西区東観音町十番二号
  永徳寺 観音院
 〇八二・二三三・五〇〇〇
 平成00年00月00日
 観音院生前葬儀受諾証明
 葬儀社は指定があります。
 葬儀並びに供養は生前の約束によります 
 宗教法人観音院
 代表役員 高田寛恵

 これはカードと同じですから財布にはいります。別に十センチ×十四センチのアクリルに彫刻した目に付き易い置物を差し上げています。
 遺産に観音院が介入することはありません。ご心配なら公正証書にでもして置いて下さい。
 観音院葬祭場にご遺体をお引き取りし、通夜、告別式、納骨、後々のご供養まで観音院が施主となって執行します。
 お位牌を霊廟の奥の位牌段に祀り、納骨はその下に致します。又は観音院の寺族の墓に合祀(ごうし)致します。
 最近は、生きて元気なうちに「生前葬儀」を考えておられる人も居られます。これは仏事とは異なり、親睦感謝パーティのような形式で、ホテル等の宴会場で執行します。
 長生きされた社長さんの葬儀に、それまでに散々義理を尽くされたにも関わらず、義理を返すべき人達が先に亡くなられていて、参集者が余りに少なく、これなら現役の内に取引先やその時の人間関係を集めて、盛大に葬儀をしようと考えておられる次第です。
 世の中の変化と共に、葬儀の次第も簡略化され、それも良いかも知れないと信徒さんと楽しそうに話合って計画を立てておられました。

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