経済危機は日本だけでなく世界中

アイスランドでは首相が責任を取って辞任しました。貨幣価値が暴落し、多くの銀行は破綻、日本は未だ良い方に分類されます。

  不動産関係の破綻も多く、広島では行政が下請けの救済に躍起にになっておられます。マツダが悪いので、公用車は順次マツダに切り替えられていますが、下請けは青息吐息です。受注半減です。

  お好み焼きやラーメン、うどん、パンなどの原材料である小麦粉は大半がオーストラリアからの輸入ですが、原産地は大旱魃、追い討ちを掛けるように大水害です。異常気象は南半球も同じです。

  国産で間に合わせるのは無理で同等の小麦粉はありません。小麦粉は暴騰です。食料品を外国からの輸入に頼っていたツケです。

  燃料などは、投機のお金によって左右され、一バレル百六十ドルまで高騰してたのが今三十ドルです。小麦なども、投機で何時高騰するか分かりません。

  労働力が余っているこの現在が、「食料自給」の良い機会と思いますが、実際は難しいですね。

  悲観は駄目です。私の兄(法主)が疎開先から広島に帰って来た六十数年前の広島市内は見渡す限りの焼け野原、弟妹は行方不明、母は重症、被爆した父は呆然として途方に暮れてましたが、一つずつ瓦礫を片付け、焼け跡に闇市ができ、トタンのバラックが建ちました。日本の多くがそうでした。

  日々必死に暮らし、皆が向上心をち勤勉に暮らしました。日本にはビルが建ち、新幹線が走り、高速道路網が開通しました。素晴らしい回復力を持っています。数年のうちに日本は経済力を取り戻しますよ。

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