私が百五十歳くらいになると日本の人口は一億人くらいに

四月の終わりから五月の初めにかけて会社によっては十連休。それでなくても四月が九日休日、五月が十日休日、日数は全部で六十一日ですから、そのうち十九日の休日、休みが多いのは大変に結構なことですが、休みを有効に使わずに、起きては食って寝てとやりますと、怠惰な習慣が身に付きます。怠惰な習慣は、ご本人の一生涯の生活態度となり、運が悪いと貧しくなります。会社も怠惰な従業員ばかりでは、経営が難しいでしょうね。事業の経営には連続性というものが大切です。例えば、高炉の火を月に十日も止めるということは、諸外国ではまず考えられません。

今、景気の「気」は上向いていますが゜、その「気」も怠惰に成り兼ねません。それでなくても、過疎地では人口が減少し、労働人口は都会に集中しますので、過疎地の農業は衰退し、副業農家の副業は無くなるかもしれません。多くの夫婦は子供を一人しか持ちませんが、願わくば二人は育ててほしいものです。経済の構造は、このような単純なものではなく、色々な要素が複合しますから、過疎地の問題は日本にとって深刻な問題になります。

今の日本を支えている道路や電力などの設備の老朽化は、少ない人数では維持することは難しいでしょう。本質的に国民の全部が怠惰になって行くことは、日本の経済的競争力を著しく下げるものです。

別に朝に星を頂いて仕事を始め、日が暮れるまで働こうとは申しませんが、日本が高福祉を追求する間、競争する諸外国は富の生産に努力を重ねることでしょう。国民の生産性が高いか低いかと言うことは、単純に選択の問題です。世界における日本の地位が生産性の低い貧しい国家で有ると他国から思われないようにするのは、どうしたらいいでしょうか。

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