福徳知恵万倍

六月から七月にかけて執行される「万倍稲荷さん」の法要は大変に参詣者が多く賑わいました。万倍さまは正しくは宇賀明神さんで本地は薬師如来さまです。

世の為、人の為に尽くしますと誓願を立てると、福徳知恵を万倍にしてくださるみ佛さまで商売ををなされる方や受験生に人気があります。本来は五穀豊穣を願うみ佛さまでした。

白だるまさんは万倍さまのお使いとされ紅白揃うと満願成就と伝えられています。

ところで、万倍さまに尻を向けて万倍、万倍と唱えた青年のニキビが一晩で万倍になって、お詫びしたら綺麗に完治したという怖い話も伝わっています。ご霊験あらたかなみ佛さまですから、大切にしてください。

拝み方はだるまさんの背中に願望を書いて、拍掌しても良いし、合掌しても構いません。

豪華賞品七夕祭り

七夕祭りは今年は七月二日(日曜日)午前十時から執行致します。今年も大入り菓子袋五百、水晶身代わり観音腕輪念珠五百、横長テレビなど沢山の賞品がある福引を執行します。ソニーのロボット犬アイボも登場します。物価の安い中国の桂林で腕輪念珠の同じ物が千三百五十円で売られていました。

アイボは二十五万円もする高価な玩具ですが、今までに信徒さんに貸し出したりして多少使っていますがご辛抱ください。その他にも電子広辞苑や自転車など色々と検討しています。原稿の校閲が済みましたらデオデオ(大型電気店)へ見に行く計画です。 

福引を有料にしたらと言うご意見を頂いていますが、空クジ無しで最低でも千三百五十円の賞品という内容では無料でこそ意味があります。但し人家族一本限定です。どなたにアイボ行くのでしょう?

                

七夕の五色の短冊

一年に一度、天の川で愛する男女が会えることが出来る。美しい伝承が知られていますが、昔はこの日に縫い物の上達を願って七夕の行事をするようになったそうです。観音院では法主さんの誕生をお祝いして、七月の第一日曜日を「信徒さまに対する感謝の日」と決めて、色々な行事をしてきました。「ハッピーバースデー法主さん」の合唱は今年は致しません。夏越し厄除け招福祈願の大般若転読法要が主旨です。

電算機代替
観音院の基幹業務をしている電算機を富士通ビジネスシステムに発注しました。総額千三百三十二万円で四百三十二万円の値引き。総額九百万円と消費税で、七月中にテスト運用し、支障が無いことを確認して導入致します。

   

夏の皮膚病
毎日蒸し暑いことです。夏は皮膚病は冬の約二倍、お子さまがおられるご家庭では「あせも」に注意して上げましょう。出来るだけ多く入浴させて、下着も代えて皮膚を清潔にしましょう。過度の洗い過ぎは悪化の原因の一つです、シャワー程度が良いですね。
夏はあせも、とびひ、水虫、虫刺されなど、アトピー性皮膚炎などを悪化させないよう注意したいものです。とびひは伝染性です。虫刺されや掻き傷、擦り傷などに細菌が感染して悪化したものです。
うまく発汗出来ないとアレルギー反応や細菌感染症など怖い皮膚病になります。
出掛ける時は虫除けスプレー、紫外線除けクリームなども有効かもしれません。
家ダニ、猫蚤などは日常清潔にすることでかなり防げます。蜂、蚊、ブヨ、などにも気を付けたいものです。酷く痒い場合や痛い場合は迷わず医師に診てもらうことが悪化を防ぎます。
水泡が出来ても水虫とは断定出来ません。水虫と似ていても別の感染症である場合も多く、治療薬も異なりますので医師の診断を受けて、患部を清潔に保ち乾燥させることが大切です。
子供好きな蚊
うちの蚊は大人を刺さないで子供ばかり刺す、良く聞く話ですが大人に耐性があり、子供は弱いということです。
墓地は管理者が花挿し穴を適切に管理していないとボーフラの湧く要注意場所です。幼児を連れての墓参りは気を付けてください。
お盆の誤解
お盆には故郷へ帰って家族で団欒し、先祖の墓参りをする。こんな大きな誤解はありません。
先ず家族の団欒ですが、親孝行はかくあるべしと先ず子供に示すことが大切です。
墓参りも大切だが、一番大切なのは自己反省です。ものを大切にしているか。親兄弟を大切にしているか。社会を大切にしているか。他人に思いやりをもち相手の立場で考えているか。言葉を大切にしているか。嘘をつかず誠実に暮らしているか。勤勉に努力しているかなどです。お寺に参詣してお盆法要に会い和尚さんのお話を聞くことが先祖を大切にすることです。
お盆を考える
中でも格別に大切なことは、佛法を大切にしているか否かです。
僧侶を大切にし、佛法財団、寺院の存続に貢献しているか、寺院が布教出来る原資を提供しているか考えてみることです。
お盆は僧侶を自宅に招き佛壇の前で読経をしてもらう。軒数が集中しますので僧侶を疲労困憊させ地獄に突き陥す結果になっています。走り小便のようなお盆の読経は罰当たりなことです。
勿論、これには寺院の会計の公開や運営に対する信徒の参加が不可欠になります。
生涯に一度くらいは自分のお世話になっている寺院に「喜捨」するような心得をおもちください
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