福は内 福は内 福豆の授与は一家族につき一つ、二月三日まで

福は内 福は内 福豆の授与は一家族につき一つ、二月三日まで

【寅さん】 ついこの間新年を迎えたと思ったのに、もう二月の節分がやってきますね。

【住職】 二月の節分は「立春の前日」のことだね。本来、節分は季節の節目「立春、立夏、立秋、立冬」の前日のことだけど、旧暦では春から新年が始まることになっていたから、「立春の前日の節分」は、
今で言う大みそかのような、重要な日だったんだよ。

【寅さん】 へぇ、そうだったんですか。

【住職】 だから、病気や災害を鬼に例えて、新年の厄払いのために豆撒きが行われていたということだよ。

【寅さん】 なるほどねぇ。今年、観音院の豆撒きはいつされるんですか?

【住職】 例年通り、今年も二月一日、二月二日、二月三日に実施するよ。朝十時、正午十二時、午後二時からの定例法要の時に毎回行うから、多くの皆さんに参加して頂きたいね。

【寅さん】 観音院で豆撒きに使われるのは小袋入りだから、衛生的だし、つかみやすくて良いですよね。
そしておいしいのが何よりうれしい。そういえば、今年もお面付きの福豆をいただけますか?

【住職】 今年は一月二十五日から、福豆の授与を始めるよ。

【寅さん】 観自在の二月号を発送するお手伝いをした人達が、十時の法要の時に一番乗りで福豆をいただくことができるんですよね。

【住職】 そうだよ。お面付きの福豆は、多くの皆さんに行き渡るように、期間中の法要に会われた一家族につき一つにさせていただいているからね。

【寅さん】 はい。しっかりと拝まれた福豆をいただいて今年も頑張ります。

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