礼拝に始まり礼拝で終わる毎日

最近の法主さんは普通は朝六時起床、夜九時就床され規則正しくご生活されています。朝は車を運転して長い付き合いのお医者さんのところへ行かれ、九時の一番受付で、早い時には三十分程でお寺に帰って来られます。

 交通規則は厳守されます。たとえば観音院の付近の、時速二十キロ制限にはそれ相応の十分な意味がある定め、一旦停止には必要な意味があると考えておられます。最近は、職員が代わりに運転してさし上げることが多くなりましたが、大変に良い勉強になります。

 もし、法主さんのような運転を皆さんがなされば、日本の交通事故は皆無になるかも知れません。

 それでも目的地までの時間は、市内では十分前後しか遅れませんし、広島から大阪までくらいなら二時間は普通より遅いようです。無理のならないように途中で適宜、休憩を取るようにされるからです。

 疲れると、注意力が落ちるからだそうです。無理は絶対にされません。

 運転中はナビ操作や携帯電話は絶対に使ってはなりません。

 自動車事故の多くは、制限速度違反や飲酒運転、前方不注意、信号無視などとおもわれておられるようですが、追い抜いて行く車は多いようです。車は、使いようによっては凶器になります、無差別殺傷につながりかねません。

 人を殺傷するつもりで自動車を運転する人はいません。しかし、注意深く運転していても、魔がさしたように、事故を起こし、殺傷してしまうのです。注意一秒、後悔一生が車の本質です。

 高齢化社会、自動車は移動にとても便利です。しかし、高齢者の事故は、毎年増加し続けています。

 車を運転する時は、渋滞でも嘔吐や大小便等に対応できるように準備すること、食物や飲料水は十分に用意し、車両が事故や浸水などで窓が開かなくなった時のガラスを割る器具等を備えてください。

 事故時は、救護義務、警察に報告、詳細な状況を撮影するためにカメラは備え付けておくと良いでしょう。

 昨年、「蛸(タコ)」の絵を描いて欲しいと頼まれ描かれました。蛸を英語で「OCTPUS・オクトパス」と申しますが、「これを置くとパスする」とかで、法主さんが描かれた御守りならば合格祈願に霊験あらたかとかで、人気が出ました。今はニセンチ×三センチの樹脂板に彫ってご祈祷して信徒さまに差し上げて居られます。

 このあたり、本当に融通無碍な法主さんらしい事ですが、遊びではなさっていません。朝晩、丁重に、信徒さんに幸福が訪れるように祈願なされて、御性根を入れて受付にあずけられます。

 ご縁が有って頂かれた方は、携帯電話や鍵の根付にされるなり、鞄の中に縫い付けるなりして「福」を大切にされると良いと思います。

 七月三十日は法主さんのお誕生日に当たります。昭和八年生まれですから昔で言えば喜寿に相当します。

 何か寺としてお祝いの行事を考えていましたが、法主さんは「今日があるのは信徒さまのご恩だから、特別の祈願をする」と言われてます。この次は米寿ですから十一年後になります。

 現在もお元気ですが、主治医の診察受けて慎重に過ごして居られます。とても若い心で、青年の心を持っておられます。旺盛な知識欲や世のため人のために尽くしたいと願っておられます。

 願望と十善戒護持を調和できるのは年齢のせいであろうと申されます。

 アメリカは大変ですね、自動車は国家の基幹産業と位置づけされていた、そのうちの三大メーカーの内の二つが破綻しました。政府を上げて支援し、再起を計られるとのことですが、ことはアメリカ国内だけでは済まず、諸外国や日本にも影響があります。

 日本も政変がありそうですが、法主さんは、自民も民主も遡れば元の種に辿り着いて同じと考えておられます。

 大連合して国会議員の数を半減するくらいの議案が出れば良いのにと望んでおられます。地方の議会も同じですね。先生はあまり多くは必要無いとも考えておられます。

 国も先生もお金の動きの全面公開が必要だと思っておられます。お役所の人の愚痴も聞きたくないと言われます。

 さて観音院の四月の役員会で責任役員が七名、評議員が三十人に変更されます。観音院は役員さんに特別な喜捨や保証などは一切求めません。また何かが有っても辞任されれば何も義務はありません。職員がお願いした時は、受けて下さるよう願っておられます。

 ご自分が世話をして上げたいと言われる人が居られると大変に喜ばれると思います。三親等以内の人が重複して就任できません。同じ事業所も重複して役員には就任が出来ません。 

 観音院が、宗教法人と言う公益性を尊重しながら、明朗に運営されることを願っておられます。

 役員さんの義務は、年に一度総会に出席されて、観音院の予算決算を審議、承認して頂くことです。

 毎年四月の第二土曜日の午後六時から開かれることになってます。

 歳月が経過するにつけて多くの役員さんが亡くなられ、早急に選任する必要が生じてきました。今後の観音院が存続するために、皆様のご協力を頂きたいと申されています。

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