焦らない、迷わない、現状継続が肝要

「連休」は私たちにとって、とても心配な休日の連続です。新しい学校、学級、仕事場などで十分な人間関係もできていない、することにも良く慣れていない。
 こんな時に不平不満や転職願望や転校願望が起き易い心理状態になっているのです。
 そのような時に、誰かが、勤務先や通学先の短所などを話してしまうと、この時に「魔が差す」のです。そして連休明けに、勤めたり通学するのが億劫(おっくう)になるのです。
 学校を転校して学業を続けるのは難しく、中退になることが多いようです。
 転職は、現在は先ず無理です。良い求人は有りません。有っても、求職者が殺到して、採用されることは先ず有りません。
 学校からの紹介や推薦で採用試験を受けて採用されたら、その職場を、誠心誠意大切にされることをお勧めします。
 慣れるまで、自分の向く勉学や仕事が見付かるまでは、本当に辛いこともあります。
 ですが、思い直して下さい。人生は試練の連続です。この時投げ出す、逃避すると性格が投げやり、無責任な方向へ流れます。
 継続は力です。何事も投げ出さないで努力していると好きになることが多いようです、評価され成功する確率も高くなります。
 五月初めは、結果の善悪を問わず決断すること多く、末に方向通り行動してしまうことが多い。だから重要な決断は、周囲と相談し、あるいは法主さんに相談すると誤り少ない。
 春は昔から木の芽立ちといって情緒不安定になられる人が多い。軽い場合は静かに本堂の中で読経していても軽快に向かう。理解を超えた非日常的な言動になった場合は医師の診断を受けられることが大切です。
 連休は個人のみならず団体にとっても大変です。勤める人の緩んだ気持ち、勤労意欲の低下、場合によっては売り上げや利益の低下など、バランスを欠いた精神状態など、連休前に返すのは容易ではありません。
 どのような場合でも、十善戒 —- 不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋恚、不邪見は、必ずお役に立てると信じます。お役に立てて下さい。合掌

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