法主さんは年齢不詳、長生きをして欲しい

二十歳の人は後九十年生きて欲しいと願われ、三十歳の人は後八十年は生きて欲しいと思います。観音院の多くの信徒さんは、法主さんに百四十歳くらいまで生きて欲しいと願っておられるようです。
 ご本人は年齢のことなど関心が全然無いようで、悩みの無い人は羨ましいことです。
 信徒さんが亡くなられると、一念の内に転生輪廻されるよう拝まれます。ですから悲嘆されません。
 中陰(中有)の四十九日間も死者の霊魂を暗闇をトボトボと歩かせるような酷なことは考えておられません。この世に生まれ変わった人に良き出会いが有るように追善供養はなされますが、悲嘆はされません。
 地獄極楽は説かれません。八大地獄にそれぞれ十六小地獄が付属していると言う説を信じて居られません。
 西方十万億土にあると言われる阿弥陀仏の居所とされる極楽は説かれません、あるのは現世だと言われます。
 極楽に女性は行けないと説かれていました、その理由は五障三従の立場だからだそうです。これは女性差別です。仮に極楽が在ったとしても、男性しかいない極楽へ行きたいと願いますか、犬も馬もいないのです。畜生道と極楽は場所が異なるからです。
 女性も変性男子の法で男性に成って極楽へ行けるそうです。これも笑い話の世界のように思われます。
 五障は面倒なので省きますが、三従は親に従い、夫に従い、子に従うことだそうで、男性だって親に従い、妻に従い、子に従うことはあります。
 法主さんは自由で何でも勝手に出来そうですが、権限は皆無、お一人で決定出来ることは一切有りません。
 観音院には常勤監事が三名いて、この寺が適正に運営されているか否か、金銭の収支を含めて常に監査しています。不正がある時は監事一人で役員会を召集開催する権限があります。
 観音院の寺院規則は法主さんが作成されたもので、世襲制度を廃止されたり、運営と経理の公開を定められたり、僧侶は法は説けても、運営には関われないように定めてあります。
信徒運営の寺は、言うは易く、実際は極めて困難なことです。運営の最高責任者は責任役員の十名です。評議員は五十名ですが、七名の同意見であれば役員会が召集できます。
 運営は原則として四月に開催される役員会で決定され、法主さんや住職さんが勝手に契約したり行動されることはありません。
 法主さんは、俗語で言えば孤独そのものです。執務室の隣にワンルーム・マンションほどの部屋があって、職住近接では無く、隣接なんです。
 法務以外で面談されることは皆無です。生活全部が公私の「公」なのです。
 ホームページのアクセスは一日二十万件を超える日も有って、メールも半端な量ではありません。
 悩み事や困り事の相談文章例は全てあって、返事に困りません。
 法主さんは何かを事前に用意をする事無く、ぶっつけ本番で話し、文章にタイプ出来る人です。
 判断に十分の一秒、熟慮三秒、文章や文言にされるのに五分。予断は皆無、または全部に予断が用意してあるのかと思います。
 最近、クラウン・マジェスタをご自分で運転されるようになりました。先日は山陽自動車道を岩国まで、帰途は渋滞する二号線を運転されて、少しも疲労された様子は有りませんでした。
 痛いところが皆無と言うのは大変にに良いことです。寺内を時々点検されたり、職員と話し合いをされます。
 信徒さんの相談にもゆっくりと乗って下さるようです。どんなに多忙でも多忙と言う感じはありません。
 芸予地震で震度6に直面したことがありますが、揺れが収まるまでご表情に変化がありませんでした。直ぐにテレビの電源を入れて、震度情報を見られて、余震だったら大変だと、暫くは動かれませんでした。
 法主さんの周囲にいて一番大きな幸せは安心です。信徒さんも参詣されたら、どうぞ法主さんと知り合いになって下さい、大変に心強い相談者を持つ事になります。
 遠方で参詣出来ない方は、遠慮なく会いたいと言って下されば、国内であれば何処でも川向うくらいにしか思っておられないようです、天気が良い日にお会い出来ると思います。
 何時も天気図は良く見て行動されていますので、天候不順な時は行動されないようです。
 法主さんが行かれると商売繁昌や家内安全のご祈願を丁寧になされたのと同じ事になります。旅行はスーツです。法主さんは見違える程お洒落ですが、全て周囲の者の見立です。

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