法主さんは十善戒護持の聖僧です

不殺生、不偸盗、不邪淫、
不妄語、不綺語、不悪口、
不両舌、不慳貪、不瞋恚、不邪見、
この「十善戒」を堅持することは難事だと言われてますし、努力目標だと言われてますが、十善戒を犯した証拠が何一つ有りません。
 勤勉な性格ですし、優しいし、思い遣りが深い、相手の立場で考えられる。
 怠惰もサボりも賽銭泥棒も見逃される、口が硬い。金銭には執着が無いと言うより触られない。

 少々の失礼、無礼、悪事は包容されます。皆さんの言いなりになる傾向は度外れで、観音院の常勤監事はお守りするのが大変です。
 金銭感覚の有無はもう問題外でゼロと言ったほうが正確です。

 好奇心が旺盛、慈悲に満ち溢れておられる、全て金銭を必要とするものでお金が幾ら有っても足りません。
 お寺の事に関しては、三万円までが法主さんの意向で支出可能ですが、それも常勤監事三名の監査を経て経費に計上出来ますが、経費に認められないと法主さん自身の負担です。
 パソコンのソフトとか、リモコンの電池など、時々購入されていますが、全部自己負担されます。接待費は百%個人負担です。

 一日も休む事無く、公私の別で言えば生老病死が私的くらいです。明確に言えば、医療費と医療を受ける交通費、その時間くらいが私的行為です。
 法主さんに何処かへ連れて行ってもらうとか、ご一緒に食事をされる場合は全額個人負担です。

 お手当てと年金を受けておられて、個人的行動はされないお方ですから、そこそこお金はお持ちですが、大半は公的支出に使用されています。当然に認められるような接待も、ご自分が愉快であれば私的なものと分類されます。
 専従職員なら出張すれば一日三千円の出張手当が給付されますが、法主さんが旅費清算される事はありません。
 切符は法人カードで購入されます。自動車の燃料は大半が自己負担、お金が無いと貯まるまで待たれます。望まれなくても、皆さまのご好意はいろいろ受け取られますが、金銭は全額、寺に入れられます。程度ものですがお花とお菓子くらいは受領し費消されます。

 飲酒は一滴もされません。女性には触られません。法主さんの六十センチ以内に近づける人は面倒を見る職責にある職員、医師、得度者だけです。
 それが油断か無理か帯状疱疹になられて、背中に塗り薬を塗って欲しいと頼まれるのですから、余程のことだと思いました。痛いはずなのですが、口に出して痛いとは申されません。

 羞恥心や警戒心も完全にありません。
 パーティで法主さんを裸にしようと悪戯を思いつかれた評議員さんは監事が相談の上で出入り禁止にしました。

こんな冗談を阻止するのは、常勤監事の職責です。善悪の分別も法主さんに関する全ての事が、常勤監事の責任と相談で決定される内規があります。
 法主さんは契約に馴染みません。無分別だからです。計画も約束も馴染みません。成人としての能力が備わっていません。仏さまと同じです。

 受容性は際限が無く、私どもがみ仏さまにステーキや刺身を供えても何も申されませんが、すれば非常識です。
 法主さんも好き嫌いは申されませんから、悪戯で何を勧められても否応は申されませんが、そこには自然に常識が働くことを期待しています。
 もしかすると、十善戒堅持の聖僧だと表現しましたが、これは自然のことで、周囲が勧めれば、すんなりと破戒される可能性、あるいは何も気にして居られないかも知れないのです。

 泥沼の中に咲いている蓮の華のような性質をお持ちですから、滅多なことをすると仏罰があたるかも知れません。
 法主さんに対して気を使っていることは、何かを押し付けないことです。
 どんな呆れるようなことでも、厭な顔はなされません。乳離れした幼児の口に何を入れても文句は言いません。
法主さんの困るところは幼児と異なり泣き叫ばずに笑顔で受けられること、その結果、法主さんの身辺には贈り物のサプリメントや化粧品等がダンボール箱単位で積み上がることになります。

 今では無条件返送にしていますが、バレンタインデーにはt(トン)単位のチョコが来ていました。十年に一度かは申し上げないと、法主さんの日常を知らない新しい付き合いの人から、私一人くらいならと、なされることが、善意でなされるにも関わらず、結果として、皆さんもされていて千倍の単位になるのです。観自在を発行し続けるために、チョコやサプリメント、ワイシャツ、ネクタイなどでは一頁にもなりません。

▼物品購入、金銭給付で交際されるなら破戒に相当し、そのような行為を法主さんがなさり続けられるなら、法主さんを追い出す場合です。

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