最近の国会討論は詭弁に満ちてると思います

「全てに愛を」と私も説きますが、これがLOVEでは無いことは皆さんも既にご承知のことですね。

 フランス革命のスローガン「自由・平等・博愛」の「博愛=フラタナティ(fraternite)」。鳩山さんも、フランス革命は決して平成無血維新のような甘い話ではありません。言葉の響きは良いが、国民の何処に、無血維新とか二者択一であり平成維新の達成感がありますか。世の中は確かに変わりつつありますが、決して革命的では無く、日本国民が何となく民主党のマニフェストに幻惑されて政権を動かしただけ。明治維新だって、日本国民はもっと苦労し、心血を注いでいます。鳩山さんの言う平成維新無血革命はどうも甘すぎますね。世の中の変化は、もっと厳しくもっと心配し、多くの志士が博愛の血の汗を流して得られるのが「友愛」なのです。
観自在編集部

のんびり、びくびくしている
平成維新小沢学校の新入生たち
 小泉郵政選挙の時の当選者の軽口は聞くに浅ましいものでありました。

 民主党は緘口令を引いたかどうかは存じませんが今の処は何も聞きません。

 それにしても、自民党の破綻壊滅的敗退は推測されていたことです。

 政権に奢って、派閥を作り、沢山の旗本が言いたい放題でしたね。

 今一番信じたくないことは、何の必要が有って、民主党は国民新党や社民党と連立を組んでいるのでしょう。

 日本郵便の社長斎藤次郎前東京金融取引所社長、元大蔵事務次官社長さんは天下りで渡りの典型です。副社長には坂篤郎・前内閣官房副長官補(六二)足立盛二郎・元郵政事業庁長官(六五)の官僚OB二人と、高井俊成・元日本長期信用銀行常務(六三)、関根誠二郎・キヤノン情報通信システム本部長(六一)が就任する。社長に続いて前東京金融取引所社長(七三)、副社長にも官僚OBが起用されることになり、民営化からの回帰色が強い体制になる。

 天下り禁止も渡りも「時効」があるらしいですね。

 三年間のモラトリアムも三年の時効付きかもしれませんね。

 長年、日本の政治を担って来た自民党の垢はいくらでも出るでしょう。アメリカとの様々な契約が白紙に戻せるでしょうか。日米の対等な付き合い、無理なような気がします。

 鳩山さんは東アジアの盟主になって、リーダーシップを取られたいようですが、大変な無理が起きそうです。

 インド洋の給油活動を辞めるかわりに、アフガニスタンの民政分野に年間四千億円から五千億円を出したいらしいですが、出費ご多端の折から大丈夫でしょうかね。米国での鳩山さんの評判は随分悪くなりつつあります。

 沖縄の中井真知事は沖縄の普天間基地などの問題について米国へ交渉に行かれるとのこと、米国からすれば、政権が変わっても約束は守ってくれと当然要求してきます。これ無理な相談。

 日本郵政さん、多額の預金を抱えて運営は大丈夫でしょうか。日本国債を買っている内は大義は大丈夫ですが、一般企業に貸し出しを始めたら、要領も何も分からぬことだらけ。これは大変なことになります。

 小沢さんはお金の問題で失脚されたが健在ですね、鳩山総理も、なにやらすっきりしない金銭処理。検察庁も骨抜きにされちゃったかな。

 最近、厚生労働省の出先機関の不祥事、●ワクチン接種回数「恣意的にねじまげられた?」政務官介入●「全国精神障害者社会復帰施設協会」から、厚労省職員が飲食接待を受けていた●全国精神障害者社会復帰施設協会の補助金不正受給事件で、逮捕された会長の高野修次容疑者(五五)らが、交付が決まっていない段階で厚生労働省の補助金収入として前年度と同額の三千百三十万円を二千八年度予算に計上していた●全国精神障害者社会復帰施設協会の不透明な金の流れの解明に向け、大阪地検特捜部が二十日、元事務局次長の業務上横領事件に続き、補助金適正化法違反容疑で会長、高野修次容疑者らを逮捕して、組織的な補助金不正の強制捜査に乗り出した●郵便制度の悪用に絡む厚生労働省の公文書偽造事件で、虚偽有印公文書作成・同行使罪で起訴された同省の元局長村木厚子被告(五三)=官房付=について、大阪地裁が十五日、保釈を認めない決定をした。

■いろいろありますが、こんなの並べていたら、際限がありません。

 私たちのおさめた「税金」などが、野ざらしになったり、お役人の財布にされていた。悲しく馬鹿げたことです。

 信徒さんにもお役人さんが沢山おられますが、どうか悪いことはしないようにして下さい。警察官の賭け麻雀や消防署員の飲酒傾向など、自分のお金でなさることだから可愛いも のです。

 公務員の職務規定に「不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋恚、不邪見」を取り入れたら善いかも知れません。

■最近、信徒さんと話す機会があるのですが、十一月八日投票の広島県知事選挙がありましたが選挙公報くらいの情報で、県民の関心は最低のようです。

 情報を沢山持っているはずの坊さんがこうだから、投票率は下がります。

 困った世の中になりました。自民党も民主党も候補者立てない、推薦もしない。これが広島の実情です。

 元々広島にはこのような風潮があって、小さな派閥を拵えて、どんぐりの背比べ。県の段階だから、まあこれも良いでしょう、だけど国なら破綻ですね。総理に成り手がいない、下部団体も支持団体も無い人達が県知事に立候補しています。だれなと県知事になれ。

 というような環境で、何の関心もありませんが、来週辺りには何方かが、県知事の椅子に座られます。困まりますね、こんな状態は。でも来年は少しでも善い年にしたいです。

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