景気の気には人格がありません どちら向くかは難しい問題です【後半】

景気の気には人格がありません
どちら向くかは難しい問題です

エネルギーの価格はアメリカが三、ヨーロッパが十、日本では十八と言われています。日本のエネルギーは十八から十くらいまで下がる可能性が現実のものと成りつつあります。
政府がアメリカと緊密な関係を保ち、ロシア政府も日本にエネルギー供給したい時期に成って成立した安部政権はとても幸運な時期に恵まれました。

ロシア連邦大統領プーチンは欧州がガスの値下げを求めていて、日本は安定供給先として想定していて、日ロ交渉は従来より環境が調っています。

米国も自国でエネルギー調達の見込みが付けば、中東への関心が薄れると思います。

日本がイラン高原から自衛隊を引き上げたのは、このような事情が背景にあると想像されます。

エネルギーの多角的調達の可能性は景気の拡大に繋がるでしょう。

このままだと発電用ガスや石炭の輸入で、日本の貿易赤字体質が大きくなりそうなのが、長い目でみると赤字拡大を押さえる見込みが立ちそうです。

景気の気が上がる傾向が見えつつあります。日本の周辺にメタンハイドレードの存在が見付かり試掘されています。これを掘削出来れ百年分のエネルギーがあるそうです。楽しみです。
原発は日本で廃炉傾向ですが、この廃炉技術が世界から求められています。

日本の周辺、韓国、台湾、中国では実は原発新規増設ラッシュです。

日本の世論は現在の原子炉の安全性の確認ですが、日米には原子力協力協定がありますが、韓国が米国との原子力協力協定を望んでいます。

若し日米間で協定が続けられないと、蓄積された日本の技術が使えなくなる恐れが懸念されます。

福島原発事故は廃炉技術を求めていた原子炉大国が強い関心を集めていて、怪我の功名の技術になりそうです。

ドイツが廃炉を宣言したのはエネルギー調達の多角的調達の見込みがあってのことなのです。国民も電気代の値上げを受止めています。

日本の優秀な造船技術は、海上風力発電基地の建設技術と密接な関係があり、海上の風力は陸地の倍で安定していて、その実現のために海上発電基地の製造が既に始まっています。

長らくデフレが続いていましたが、漸く、「何かを造ろう、何かをしよう」という雰囲気になりつつあります。

中国との関係は中々改善しそうにはありませんが、まかり間違っても実弾の応酬と言うような事態にはなって欲しくありません。

中国に工場を持つ信徒さんも多く、早く正常化して欲しいですね。

私は西安についての知識が京都に対する知識よりも多く、友人も多いのですが消息が絶えました。

日本から中国に行って仕事をしたり学んでいる人も多くいます。中国から日本に来て学んだり、仕事をしている人も知っています。

政党の仕組みは複雑ですね。個人の約束と公約の関係はどうなるのでしようか。倫理道徳感が高くて強いリーダーショップを保つ人の登場が強く望まれます。七月の参議院選挙を棄権しないようにしましょう。

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