我不軽汝、汝等行道、皆当作佛、昔の地獄極楽絵図はいまどき

僧侶として固く十善戒を護持し「不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋恚、不邪見」 私は善い事をすれば良い結果、悪い事をすれば悪くなると言う事を再三申して居りますが、これを因果応報の考えと申します。ところで阿含経典には、自分に返ってくることは稀と記してあります。 私がなして、私がそれを受けるの極端な考え方で、他者がなして、それを彼が受けるのと言うのも、もう一つの極端である。如来は、それらの二つの極端を考えから離れて、法を説く。私の説くところは極端で中庸では無いと言うが。気楽な菩薩も居るもんだ。 これ有るがゆえに彼あり、これ生ずるがゆえに彼生ず。「なんとなく」自分に返ってくることもあり、必ずしもそうではありません。
■困ったなとても不合理。■

善いことはした方がいい。「人が善いことをしたならば、それを繰り返せ。善いことを心掛けよ。善いことが積み重なるのは楽しみ多き生涯である」。
 そりぁそうですよね。善因善果。

「徳行と見識とをそなえ、佛の説く法に従って生き、真実を語り、なすべきことを行なう人は、人々から愛される」。
「まじめで損をする人は自己執着の強い人であり、まじめで得をする人は誠実な人なのである」。

 見分け方は簡単です。愚痴ばっかり言っている人は自己執着の強い人で、自分が実際は幸せでも、嘆いています。

 反対は、逆境にいても、黙々と(あるいはニコニコと)やるべきことをやり、自分の幸福を見つけ感謝する人也。

 考えてみれば、川で溺れている人を助けても癌になることがあります。
「だれでも身口意によって、心によって悪行を為すならば、人々にとっては、自己は愛しいものではない」

悔い改めれば、その人は幸せになるでしょう。「悪い行ないをした人でも、反省して、善をなすなら人はこの世の中を照らす。

■因果は雲を離れた月のように照る■
 でも、甘く考えたら善行は続きません。周りの人たちは簡単に許しません。

 業から離れるのに、悪業を重ねた時間と同じ時間がかかります。それでも、改心する方がいいのです。

 観音院にある『地獄極楽絵図』極楽阿弥陀佛の浄土。西方十万億の佛国土のかなたにあり、もろもろの苦しみがなく、ただ楽しみのみがあり、阿弥陀佛はここにおいて常に説法しているという。この国に往生する人は、さまざまな楽しみを受けるといわれる。たとえば、身に佛のような神通を得、五官の対象は全て言うに言われない不思議で快く、心のままに法を聞き、佛に供養し、悟りが開けるそうです。
極楽には男性だけで女性は居ない。

見仏聞法楽 @けんぶつもんほうのらく@
極楽で受ける十楽の第八。極楽では、常に阿弥陀如来の説法を聞く。

天人界 @てんにんかい@
佛の世界を守る神々の住む世界。佛典には、佛の働きを喜び、天楽を奏して天華を降らせ、天香を薫じて大空を飛行する。
■これは無理。■

聖衆来迎楽 @しょうじゅらいごうらく@
極楽で受ける十楽の第一。臨終の時、阿弥陀佛が観音・勢至など二十五菩薩が迎えに来て、浄土往生する楽。

聖衆倶会楽 @しょうじゅくえらく@
極楽で受ける十楽の第七。極楽では、多くの聖なる人々が一か所に会合し、互いに語を交え、法楽を得ること。

身相神通楽 @しんそうじんずうらく@
極楽で受ける十楽の第三。極楽の衆生はその身が真金色で内外共に清く、常に光明があり、佛徳を備えて、自在を得て、働きは推し量りがたいこと。

蓮華初開楽 @れんげしょかいらく@
極楽で受ける十楽の第二。蓮華の台座に座し極楽往生した人が、蓮華が開く時に、限りない歓楽を受ける。蓮華によって極楽往生する楽。

五妙境界楽@ごみょうきょうがいらく@
極楽で受ける十楽の第四。色・声・香・味・触の五種の対象が絶妙である。清らかで妙なる極楽の世界の楽。

※十楽  
 恵心僧都源信(えしんそうずげんしん)著『往生要集』に説く、極楽西方浄土で受けるべき十種の楽。右の他に、快楽不退楽(けらくふたいらく)十楽の第五。極楽に往生して得られる、清らかで失われることのない楽。

引接結縁楽 @いんじょうけちえんらく@
十楽の第六。極楽に往生して神通自在の身となり、世々生々に恩を受け、縁を結んだ人々を導いて浄土へ引き取ることを得る楽

随心供仏楽 @ずいしんくぶつのらく@
十楽の第九。心のまま佛を供養する楽。

増進佛道楽 @ぞうしんぶつどうらく@
十楽の第十。極楽に往生すれば自然に仏道を増進する楽しみがある。    

地獄
 現世において自ら犯した悪行の果として、死後、その報いを受けるという地下の牢獄のこと。苦しみの極まった世界で、有情の生まれる場所としては最悪のもの。これに八大地獄・八寒地獄・十六小地獄・孤地獄などがある。八大地獄は八熱地獄ともいい、最も中心的な地獄である。
■誰が説いたのか■

閻魔王 @えんまおう@
閻魔王・閻羅王(えんらおう)とも書く。死後の世界の支配者で、死後の罪を裁く地獄の王。

賽さいの河原 @さいのかわら@
冥土(めいど)の三途(さんず)の河原にあって、小児が死んでから苦しみを受ける所。小児が石を積んで塔を作ろうとすると大鬼が来てそれを崩してしまい、繰り返すうちに地蔵菩薩が現れて救う。賽とは「救い祭る」の意で、小児が石を積み重ねて佛に賽する。
■残酷過ぎる■

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全てはこの世での因果応報  融通無碍
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常破離の鏡 @じょうはりのかがみ@
浄玻璃の鏡・浄婆利(じょうばり)。閻魔王庁の法廷の中央にあって、死者が生前に犯した罪をことごとく映(うつ)しだす鏡。

無常の風 @むじょうのかぜ@
世間一切の法は生滅流転(しょうめつるてん)して少しの時も留まることがなく無常の恐るべきことを人の生命を絶つ風にたとえたもの。

奪衣婆 @だつえば@
死者の行く冥土の三途の河原にある衣領樹(えりょうじゅ)の下にいて、川を渡ってくる罪人の衣をはいで、樹の上の懸衣翁(けんえおう)に手渡す老いた鬼女。懸衣翁は手渡された罪人の衣を樹の枝にかけて、罪の軽重を量るという。
■何とまあ大変だ■

阿修羅道 @あしゅらどう@
修羅道ともいう。阿修羅の世界。六道の一つ。現世で戦いを好んだ者や、慢心・猜疑心(さいぎしん)の強かった者が、死後に堕ちる世界で、常に闘争をするという。

餓鬼道 @がきどう@
餓鬼の世界、六道の一つ。この世界の有情は常に飢餓に苦しむから、このように名付ける。閻魔の界辺を本拠地とする。前世に慳貪(けんどん)むさぼり、惜しむこと・嫉妬(しっと)をもって身・口・意の悪業をした報いとして赴(おもむ)く所。

畜生道 @ちくしょうどう@
畜生の世界。六道の一つ。前世の悪業によって、死後、苦しみ多い牛や馬などの畜生に生まれ変わって、苦しみを受ける所。
■昼食後直ぐ寝ると牛になると七十年昔までは良く言われてた■

屎泥所 @しでいしょ@
十六小地獄の一つ。極熱の悪臭に満ちた糞尿(ふんにょう)の溜(たま)りで首までつかること。この中に虫がいて罪人を食うという。

針の山
十六小地獄の一つ。たくさんの剣の先を上にして立てた山。

血の池
十六小地獄の一つ。血をたたえた池。経典には表れないが、罪ある婦人は死んでここに堕ちるとされる。

闇火風 @あんかふう@
十六小地獄の一つ。邪見の人の堕ちる所で、悪風に吹かれ、つかまる所なく輪のように回る。回り終えると、違った強風が吹いて身体を砂のように吹き散らすという。

等活地獄 @とうかつじごく@
八大地獄の第一。殺生罪を犯した者が堕ちる地獄。獄卒は鉄棒で罪人を打って五体を砕き、よく切れる刀で肉を裂く。罪人が死ぬや否や涼風が吹いて生き返り、あるいは空中に声があって生き返り、それから又獄卒が鉄叉(てつさ)鉄製のフォークで地を打って活々と唱えて生き返らせ、再び同じ苦しみを受ける。

黒縄地獄 @こくじょうじごく@
八大地獄の第二。等活地獄の下にあって、殺生や盗みをした者が堕ちる地獄。獄卒は罪人を捕え、熱鉄の縄で縛り、熱鉄の斧(おの)で切り裂く。又、まず黒業で身体手足を縛り、後に切り刻む。

集合地獄 @しゅうごうじごく@
八大地獄の第三。黒縄地獄の下にあって、殺生・盗み・邪淫を犯した者が堕ちる地獄。牛頭や馬頭などの獄卒が罪人を二つの鉄山の間に追い込むと、鉄山が動いて罪人を砕き、鉄炎の嘴の鷲(わし)が来て罪人の腸を取る。刀葉林まで来ると筋肉を裂く。多くの苦しみが集合し、身に迫って身を損なう。

叫喚地獄 @きょうかんじごく@
八大地獄の第四。集合地獄の更に下にあって、殺生・盗み・邪淫・飲酒をなした者が堕ちる地獄。恐ろしい姿の獄卒が罪人を追いかけ、熱湯の大釜の中に投じ、あるいは猛火の鉄室に追い込む。罪人は苦しみに耐えられず泣き叫ぶので名付ける。
■凄すぎる■

大叫喚地獄 @だいきょうかんじごく@
八大地獄の第五。叫喚地獄の下にあって、殺生・盗み・邪淫・飲酒・嘘吐いた人が堕ちる地獄。前述の四地獄とそれに伴う小地獄の一切の苦しみの十倍という地獄。
■怖過ぎる■

焦熱地獄 @しょうねつじごく@
八大地獄の第六。大叫喚地獄の下にあり殺生・盗み・邪淫・飲酒・嘘つき・因果の道理を否定する者が堕ちる地獄。獄卒は罪人を熱鉄の地に寝かせ、棒で打ち突き、肉団子のようにする。あるいは鉄鍋に入れ猛炎であぶり転がして焼き伸ばしたり、鉄串で身体を刺し通してあぶり焼きあげる。この地獄の火は猛烈で、前述の五つの地獄の火などは霜か雪のように見えるという。焦熱地獄の下にある、八大地獄の第七、大焦熱地獄は苦の相も同じであるが、前述の六つの地獄とそれに伴う小地獄の一切の諸苦を十倍したほど。

阿鼻地獄 @あびじごく@(無間地獄@むけんじごく@)
八大地獄の第八で、無間地獄ともいう。大焦熱地獄の下におかれ、五逆罪の他に、大乗を非難した者が堕ちる地獄で、最底の地獄。激しい苦しみを受けることが絶え間なく(無間)、諸地獄の中で最も苦しい場所で、ここに生まれた者は絶えず叫喚するから、阿鼻焦熱地獄ともいう。極苦の地獄で七重の鉄城に囲まれている。
■脱走不能■

※八寒地獄
寒冷に苦しませる地獄を八種に数えたもの。八大地獄(八熱地獄)の其々の傍(かたわ)らに、又、一つずつの寒冷地獄。

※十六小地獄
八大地獄のそれぞれ四方に門があり、その門外にある各四つの小地獄をいう。

※孤地獄
孤独地獄ともいう。各人別々の業(ごう)によりて受ける個別的な地獄をいう。

※六道
衆生が業(意志に基づく生活行為)により、生死を繰り返す六つの世界。迷いの世界。前述の、阿修羅道・餓鬼道・畜生道の他に、地獄道・人間道(人間世界)・天道(欲界・色界・無色界の三界に住む天人たち)をいう。

欲界
食欲・淫欲・睡眠欲など本能的な欲望が盛んな世界。

色界
欲界の上、無色界の下にある世界。欲界のように欲や煩悩(ぼんのう)はないが、無色界ほど物質や肉体の束縛から脱却していない世界。色界天。色天。禅を修めた者の生まれる天界で、初禅天から第四禅天の四禅天よりなり、さらに一七天に分ける。

無色界
色界の上にあり、肉体・物質から離脱して、心の働きである受・想・行・識の四蘊(しうん)だけからなる世界。さらに四天に分けられ、その最上の非想非非想天を有頂天ともいう。
■有頂天になるなと普通に使ってますね。■

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あの世の案内人として私も勉強します
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破地獄真言とか光明真言があるから、万が一にも極楽ならば良いとしても、地獄に堕ちた人を救うのは大仕事になるのは間違いありません。

 地獄は現世において自ら犯した悪行の果として、死後、その報いを受けるという地下の牢獄のこと。苦しみの極まった世界で、有情の生まれる場所としては最悪のもの。これに八大地獄・八寒地獄・十六小地獄・孤地獄などがある。八大地獄は八熱地獄ともいい、最も中心的な地獄である。

 常破離の鏡が閻魔王庁の法廷の中央にあって、死者が生前に犯した罪を実際に基づいて、全てを映しだす鏡。あの世も進歩している筈ですから、膨大な記録を即座に引っ張り出す、つまりはスーパーコンピューターが有っても残念ながら常破離は機能しません。

極楽には女性は居ません。女性は佛さまの慈悲によって「変性男子の法」で男性となって極楽に往生すると言われてます。極楽には鳥獣は居ません。子供も居ません。家族は居ません。

観音院の持佛堂の修法檀の上の天蓋にも天人が描かれて居ますが、大地より天の環境は安定して居らず、寒暖の差が激しく居住に適しません。

地獄は考えられる限りの苦痛が描いてありますが、放射能が発癌性の原因となる不気味さは描かれていません。排ガスとか、石綿を吸収した結果の悪性中皮腫は片鱗も有りません。

私は四月早々の血液検査で血糖値が四〇〇も有りました。周囲から甘い物は完全に断って、中旬には二二〇、下旬には一二〇になりました。

●血糖値の危機に際し、私は口から一切の糖質を摂取していません。草食性から肉食性に変わったようなもので、食品を調べて糖質を含むものは絶対に口に入れません。私に甘い物を食べさせてやろうと言う人は差し入れないで下さい。勿論医師の治療は受けて居ますが、必用な糖質は人間の体内でも作れると思います。糖分が全く含まれて無い食事、五穀も駄目です。糖尿で死ぬ訳にはいかないので各位さまのご理解頂きたく存じます。

●糖尿病とは数息観を用いて喧嘩の最中ですが、数息観は、坐禅を組んで、自分の息を数える修養の方法です。安楽の法門とも言います。心身の修養鍛錬の法です。出来るだけ多くの糖尿に関する知識を積んで、一つずつそれを潰します。お陰さまで痛かった膝も軽くなり、体重も三キロ減り、掻痒感も上半身は殆ど無くなりました。

●健康な膵臓を頭に浮かべるには膵臓やインシュリンの知識も必用です。元気になる事を頭の中に浮かべて毎日を生きるから相当な精神集中力が必用です。膵臓の外分泌部は、膵臓の中央を走っている膵管に集まり、総胆管と合流し、ファーター乳頭(大十二指腸乳頭)から十二指腸に分泌されます。

 膵臓外分泌部からは、一日に約五百乃至千mlの膵液が分泌されます。膵液は三大栄養素の消化酵素を含んでおり弱アルカリ性で胃液にて酸性になった食物を中和し消化酵素を働かせます。

 内分泌部は、ランゲルハンス島(膵島)といい、その数は百万と云われβ細胞からは欠乏すると糖尿病となるインスリン、α細胞からは血糖を上昇させるはたらきのあるグルカゴンというホルモンが分泌されます。

●その正常な働きをイメージして元気になりたいと願う心。それが私の開発した数息観の元気法です。

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