年末年始には高齢者の無事故を

十二月は年末年始の祈願ですが中央警察署の依頼もありまして、六十五歳以上の人の無事故を格別に加えて祈願させて頂きます。
　高齢者は自宅から一㌔以内の近所で事故に遭われることが多く、慣れと油断、気の緩みが死に至るのかもしれません。夜間に外出される時は目立つ白っぽい服装で、光に反射するテープの付いた上着を買って着てください。なるべく夜間外出は控えて生活しましょう。
　青信号の終わりに道路を横断するのは止めましょう。一回信号が変わって青信号の最初から道路を横断しましょう。信号が青でも左右の安全を確かめてください。
　自転車は危険な乗物です。格別に飲酒運転は車同様絶対禁止です。
　足腰が弱って転び易くなっていることも、怪我してから理解するよりは生きている内に知っておきたい大切なことです。
　老眼、難聴などは恥ずかしいことではありません。自分の加齢に伴う身体の衰えを自覚し、補うことが長生きの大切な条件です。
　年末年始は車も多く、事故に遭われぬよう祈願もしますが、本人の自覚が一番大切です。
　今年一年間、皆さまのご支援でお寺も無事に送ることができました。法主さんも皆さまの安全をとても気に掛けられてご無事を日々祈念されています。何卒お大切に。
　十二月一日から恒例の厄除け招福祈願を執行します。万倍赤ダルマさんにも厄除け招福と皆さまの交通安全を祈願してお授けします。
　み仏さまのご加護と皆さまのご努力で、左右良く見て、焦らずに夜間外出は控え、慣れたご近所も油断せず、皆さまご無事に良いお年をお迎えください。