平成二十八年度は始まったばかり 迷う事が有ったらお寺で元気を差上げます

平成二十八年度は始まったばかり 迷う事が有ったらお寺で元気を差上げます

【寅さん】 いやぁ、よく声が出ているお経を聞くと元気が出て来ますね。

【住職】 木下光然(こうねん)監事が三月十六日に高野山専修学院での修行を終えて、帰って来たからね。
何時も良い声を出してくれるので仏様も喜んでいらっしゃるよ。

【寅さん】 一年間頑張って修行された成果を発揮してくれているのだな。大変だったでしようね。

【住職】 大変な事もあったと思うけど、本人は笑顔で「楽しかった」と言っているからね。良い経験と修行を積んで来たのだろうな。

【寅さん】 そう言われると、高野山の方ではどんな生活をされていたかが気になるな。

【住職】 そういった所はこれから観自在のページを割いて、書いてもらう事になっているよ。観音院に参拝された方は本人に直接聞いてみるのも良いかもしれない。朝の始業から十時、十二時、二時のご法要の間なら、大体院内で作務をしているから気軽に質問してみると良い。

【寅さん】 九時、十一時、一時ぐらいが丁度いいのかな。

【住職】 そうだね。三時以降になると外に出て行く事もある。一年間の修行を終えて帰ったと言っても、身に付ける事、憶えて貰わないといけない事は沢山あるからね。

【寅さん】 そりゃ大変だ。何だか声をかけづらいな。

【住職】 法要と法要の間にも作務をしているが、そんなに畏まらず気軽に声をかけてあげると良いよ。

【寅さん】 それじゃぁ今度、お経をお唱えする時にどうすれば良いか声が出るか聞いてみようかな。

【住職】 参拝者の方達が一緒にお経を唱え合わせやすいように、声を張って経頭(お経の最初の音頭をとる人)をしてくれているから本人も喜ぶよ。お経はお坊さんだけのものではないからね。
お経の意味や、声の出し方は真面目にお唱えする内に見えて来るもの。毎週土曜の十時のご法要は経典入門講座を兼ねているから、一緒に声を出して功徳にあずかると良い。
ご法要の後にもご希望があれば、木下監事が一緒にお経を唱える練習をして差し上げる事が出来るようになっている。

【寅さん】 事前に予約でもしておいた方が良いですかね。

【住職】 そうだね。他の予定があると、折角ご希望を頂いてもお応え出来ない場合が有るので、事前に参詣される予定を立てているのなら、そうしておいてもらえると助かるな。 

 (続きは月刊観自在をご覧ください)

平成28年5月 月刊観自在より

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