小さな行為、反芻動物の牛のゲップが 地球環境を壊すという考え方もあります

根本的な殺生(せっしょう)は地球上に動物が住めないないようにすることです。私の知るところでは瀬戸内海の海面が六センチくらい上昇しています。六十年くらい前に、毎年冬になると雪合戦をしていましたが、最近は雪が降り積もるようなことは、あまり有りません。地球は間違いなく温暖化しています。昨年は瀬戸内海でサンマが釣れました。日本海で二百キロから一トンもあるような巨大クラゲが大発生しました。漁業は壊滅的被害を受けています。気候の変化は顕著で、現在は北欧では大雪、停電や道路の凍結で死者が出ています。昨年の台風は各地で多く大きく発生しました。各地に大水害が発生しました。多くの人の生命が失われました。地震も各地に発生し、人々に甚大な被害を与えました。これらの一連の自然災害が環境破壊と関連が無いことを願っています。

終末思想は説きたくありません
倫理道徳心の低下は終末前夜の
未だ地球的規模で行動を改める

 私は朝に太陽の恵みに感謝し、太陽の象徴たる大日如来を讃えて、地球に在ります。
 太陽は恒星で、その重力に引き付けられてまわる九つの惑星、百を上回る衛星、何百万もの彗星、無数の小惑星と流星物質からなっています。
 太陽から一番外側の冥王星までは、最長約七九億キロメートルもあります。
 太陽は、太陽系全ての天体を合わせた質量の千倍、即ち、太陽系全質量の約九十九、八%を占め、水素をヘリウムに変換する核融合でエネルギーを作り出して輝いています。
www.planetary.or.jp/solar_main.html
 九つの惑星の内の一つが、私たちの地球です。惑星の並び方について水金地火木土天海冥と覚えたものです。
 水金地火は地球型惑星と言い、何れも硬い地殻とマントルを持っており、中心核は金属でできていると考えられ、その他の惑星は巨大なガス状で、表面には硬い地殻はない。
 惑星の形成は約四十六億五千万年前から始まり、一千万年の間に完結したと考えられている。
 地球の起源と言う頃の太古の話です。私が見た現実では無く「日本惑星協会」のホーム頁で知りました。

 いろいろと調べて見ましたが、生命精神の存在する地球以外の惑星は存在しないようです。
 何を目的に調べたかと言いますと、天国や極楽、地獄が存在するかと言う単純なものでした。
 地球外に生命体や何か意志が有るとしたら、人間は好奇心が強くて無謀な生き物ですから、地球を荒らすだけ荒らしたら移住を考えるでしょう。

 私たちは地球を離れて存在できません。生存中は勿論、死後もそうです。
 だから地球を大切にしたいものです。
 朝日の昇るのを見て喜び、夕日の沈むのを見て一日の終わりとする。夜は空を見上げて月の満ち干を知る。北斗星が北の方向に有るのを知り、神秘を感じる、恐らくは五千年か一万年の昔に宗教心に似た感情を人々は持ったことでしょう。太古のことは知りません。
 火は温かく、氷は冷たいことも知っていたでしょう。火を摩擦で起こすことは知らなかったかも知れませんが、落雷や火山流によって、或いは自然の発火によって、燃えるものと燃えないものくらいは知っていたでしょう。
 火を保存し、温かさと明るさを保存できた人は尊敬されたでしょう。
 火は崇(あが)められ、同時に恐れられたと思います。
 灯明は現在も大切にされ、慎重に扱われています。
 太陽は礼拝されます。月も他の惑星も恒星も礼拝の対象になりました。特に多くの動物は潮の干満に支配され、それが月と密接に関係していることは自然と理解したことでしょう。
 地球は生物や動物が住めるようになりました。言語を持ち記録を始めました。智識が集積することが可能になりました。どの星にも所有者は有りませんが、地球は細分化され所有主がいます。智識の集積の中には宗教となったものもあります。星の上に生物や動物が存在するようになることは稀有の出来事です。地球は稀有の存在です。

 地球の周りには大気があります。地球の南北には厚い氷があります。
 人間は大量の炭酸ガスを出して大気や南北の氷に変化が起きました。俗に地球温暖化現象と言います。
 智識を持ち寄って地球の温暖化を防止しようと話し合いました。
 動植物に智識の集積があるように、地球にも心があるでしょう。
 人間が智識の運用をどこかで誤っています。地球に殺生なことをしてはなりません。人間のすることを善意には受け取りようがありません。母なる大地は地震や、台風や海面の上昇で人間に反省を求めているかも知れません。
 大地の心を踏みにじると自然の怒りを招くかも知れません。

母なる大地を傷付けない
天地のご恩を知り、今こそご恩返しを

 この五十年、各地に高速道路が普及し、野山に団地が造成され街となり、自動車が普及しました。一軒に車が二台以上ある家も珍しくありません。日本では九州や四国にも新幹線や自動車で渡れるようになりました。
 広島でも、兎(うさぎ)追いし茶臼山、小鮒(こぶな)釣りし安の川は、すっかり開発されて団地となったり、今ではトンネルも貫通し、有料道路がついて、西風新都と名付けられ、広域公園が出来て、ビッグアーチと言う巨大な総合運動競技場やら巨大な団地になりました。山陽自動車道やらアムストラムラインという高架の自動車と電車の一緒にしたようなものが走っています。
 広島市は広大になり、あちこちに団地ができています。寺の屋上から見る山の稜線もすっかり変わりました。
 観音院の東側にある天満川も整備されて公園化し、一応は整備されていますが、大水の際には浸水し、水の溢れる危険があります。
 市内の川の多くの堤防は過去の増水の資料を元に造成されていて、川上の山や畑の宅地化団地化された区域に大雨が降った場合は想定されていません。
 私は、本気でお寺の屋上に非常用のボートを用意しようかと考えています。 
 観音院は停電に用意して比較的に大きなディーゼル発電機と小型のガソリン発電機二台を持っています。
 断水に際しては雑用水用の浅井戸と飲み水用の深井戸と二本持っていますが、地震などで地盤がずれると、如何なるか不明です。
 あちこちと旅行して思うことは、日本中、何処もここも似たりよったりだと思います。
 地震の原因となる断層は日本中無数にあって、その上、日本全体がプレートと言う巨大な岩盤の上に乗っかっていて、もうそろそろ大地震が何時、起きても不思議ではありません。日本は火山列島です。
 富士山が大爆発を起こして、噴煙が偏西風に乗って北半球を覆い、太陽光が遮られて冬が過酷になることは単純な予測です。溶岩が流れ出て房総半島の面積が四倍くらいになることも絶対無い話ではありません。
 飛行機も噴煙の中は飛べませんから羽田も成田も富士山から東側にある空港は多分全滅です。道路や鉄道は寸断と考えて置くと良いでしょう。
 こんな大災害が起きたら日本は破綻します。でもね、あまり嘆かなくても大丈夫。第二次大戦の破壊は予想もされない大災害より酷かった。日本全体が無差別爆撃でグチャグチャになってました。焼け跡闇市から今日の繁栄にまでもってきた国民性は凄いものです。
 人間は誤魔化せるけど自然は誤魔化せない。皆さん自家用自動車に乗って、家族計画で子供を産まず、親と同居を嫌い、別世帯で、親孝行という考え方も無くなった。責任転嫁が上手になり、大量生産、大量消費とゴミの文化。これは何かが曲がっている。日本海溝のプレートが大規模に撥ねて、「こらっ」と叱られてもやむえぬ仕儀。「御免なさい」と言っても遅いかも。

 人間の体温が恒常的に二度か三度も上昇したら、反対に二度か三度も下がりましたら、病院に駆け込んで「助けてください」と懇願するでしょう。
 最近の異常気象は日本は暖冬傾向、欧州は大雪、地球を包む大気は大変なことになっていますね。地球は継ぎ接ぎのボールみたいなものですから、何処かをバーナーで温めて、どこかを冷やすと変形しても不思議ではありません。地球は病んで変化しています。
 こんな経験を地球は経験してませんから困っていると思います。
 地球の気候の変動及びその悪影響が人類の共通の関心事であることを確認し、人間活動が大気中の温室効果ガスの濃度を著しく増加させてきていること、その増加が自然の温室効果を増大させていること、並びにこのことが、地表及び地球の大気を全体として追加的に温暖化することとなり、自然の生態系及び人類に悪影響を及ぼすおそれがあることを憂慮し、何とかしようと言うのが京都議定書です。
 二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、代替フロン等3ガス(HFC、PFC、SF6)の計6種類炭酸ガスやメタンガス、亜酸化窒素などを排出しないようにしようと言う申し合わせです。
 地球温暖化が二酸化炭素の影響なのか、それとも太陽活動なのかははっきりしていません。でも、産油国と日本を往復するタンカーの数は、常識では理解出来ない膨大なものです。
 地球の温度は周期的に変化していますが、それは太陽の活動と地軸の変化、太陽の周りを回る地球の軌道などの天文学的な変化と言う説もあります。
 それが本当だとすると地球は氷河期に向うのかも知れませんね。
 化石燃料は何れ枯渇しますから放置してても地球温暖化に向うほど二酸化炭素やメタン、フロンなんか出せないかも知れませんね。
 地球は思った以上に頑丈で、或いは脆弱で神経質かも知れません。
 緑滴る国と言われたエチオピアが砂漠化しているのは人災。台風カトリーナで一夜にして廃墟になりかけたニューオリーンズ、天災は人災という言葉もあります。被害は堤防の決壊ですから、堤防のメンテナンスの問題です。
 これでブッシュさんの支持率が下がったのは当然かも知れません。
 日本にもゼロメートル地帯は沢山ありますから、台風と高潮、それに大地震でも複合すると、表面化して無い道路や堤防の手抜き工事が、週刊誌が手分けしても掲載できないほどに出て来るかも知れません。
 小泉劇場も国交省もあったものではありません。完全無力化します。
 国連が日本救済を訴えている最中に他国で自然災害が頻発するかも知れませんね。最低一週間の備蓄食料と医薬品を持ってることが生き残りの条件になるかも知れません。皆さま災害に備えて生き延びて下さい。

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