寄付を子孫に求めないないのは当然のこと

お寺との付き合いは、その人一代限り、子には子の信教の自由が
憲法で保障されています。
 親が納めた永代供養料を子や甥坊などが返還を求めても無理。
 凄いのは、戒名を返し、お墓を持って出るから、戒名料を返して
くれと言う親族がいても不思議ではありません。

 だいたい、観音院では戒名料は昔から受け取って無いです。最高
の「戒名」をつけるのは私の義務、戒名は返還してもらっても転売
は不可能。一旦、供養料をお寺に納めて、その返還を求められると
大変。変な理屈を並べられると、法主さん個人が立替て返還される
ようです。

 供養料はそのまま健在。靖国神社ではないけれど、宮司の一存で
は分祀不可能です。住職の一存も無理。親の宗教的事情と子の宗教
的事情は別です。
 祀ったり供養したりは、その時の親の事情で、子供とは無関係で
す。今の靖国神社の宮司さんは困っている筈です。ご自分のなさっ
たことではなくて、先代か先々代の意志です。

 もっとも、分祀は生きている者達の勝手だからやればやれないこ
とも無い。
 御霊、霊魂が、どっちに行くかは霊魂の問題で、政府が何と言お
うと、宮司さんが何となさろうと、霊魂は左右出来ない。
 先祖代々の霊魂を誰も左右出来ないです。生きている者たちは、
生きている人の意思次第で動くと思っているだけ。

 本人の希望と手続きがキチンとしていれば、子孫は自由に出来な
い。靖国神社に祀られていて、故郷ではお寺の境内に仏式にお墓を
立て、供養されている例は多いですね。

 一番大切なのは、祀(まつ)られている人の「生前の意志」。
靖国で会おうと言って散った特攻隊は靖国が自然。問題をややこし
くしているのは、意思の確認と手続きがどうも明確で無いこと。
 霊魂の特性として家族や国家に迷惑を掛けることは無いですよ。

  現在の状態は、祀られている霊魂も不本意だと思います。
 法主は、月に一度か二度靖国神社の横を通られますが、下車して
参拝されたことは有りません。ですが尊崇の念は確実にもっておら
れて、仏式で頭を深く下げられ合掌されています。

 最近MIXIと言うネットに出ておられますが、当然色々な宗教
に帰依している人や興味を持ってる人、宗教嫌いな人などと、何も
違和感なく交際しておられます。包容力といった言葉では説明でき
ないことです。
 興味が有る方は、法主さんにメールすれば、招待してもらえます。
好奇心強く勉強が好きなのですね。
ホームページより、はMIXIやブログの方が影響力が強いのかと
研究しておられる感じです。仕組みやホームページの知識が無くて
も利用できます。 
 
 法主さんは慈悲の人です。慈悲はしばしば誤解を招くものです。
既に「ただより高いものは無い」と言う噂も聞いています。
 「慈悲に価格は無い」と言われて、弁解されません。
 ご喜捨やお布施は、法主さんのものではありません。観音院は
信徒さまの所有に帰属するものです。
 ですから、法主さんは正しくは皆さんの使用人です。相当に純粋
で素直な方ですから大切にしたいですね。
 口に入れられた物は絶対に吐き出されません。好き嫌いは申され
ません。
 人間に対しても同様です。国籍、人種、職種、学歴、出自、貧富、
性別などに対して差別観は皆無です。
 来る者を拒まず、去る者を追わず、も徹底しておられます。
 多分ですが、後ろから石を投げつけられても怒らない人です。
悪口や変な噂話で動揺されることはありません。
 観音院に無理な要求があると、法主さんが黙って負担されること
があります。しかし、これは法主さんにも財布の底がありますから
限度があります。
 信徒さんのお寺ですから当然の事で七月だけで百五十万円を超え
ました。多分これでもう終わりだと思います。
 法主さんは寺を潰すようなことはなさいませんが、ご自分につい
ては潰れる事も意に介しておられません。

  あるプロバイダに平成八年七月四日百万円支払い、平成十年七月
三十一日売り上げに計上、観音院は何もしてもらっていません。
平成十一年六月三十日にこのプロバイダ会社が譲渡されました。
預かり金を売り上げにされるなんて信じられないことですね。
 当然債権債務も引き継いでいます。
法主さんは怒らない人ですから、事情を毎年尋ねておられました。
 法主さんに悩み事や困りごと相談されるのも無条件かつ布施は求めません。
先方は弁護士と相談して返事したいとの事で、観音院の責任役員の
弁護士と話し合って欲しいとお願いされました。
 お寺に弁護士さんが必要なのも可笑しな話ですが、弁護士さんと
公認会計士さんと、職員のインフルエンザ予防の注射をして下さる
お医者さんは不可欠です。電算機も専門の人にも面倒をみてもらっ
ておられます。

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