夏越し招福厄除け、学業技芸上達祈願

■今年の七夕祭は七月七日(日)、観音院では六月二十九日(土)、
三十日(日)から連日、賑やかに行われます。皆さまのご都合の良い
日時で、夏越し招福厄除け法要にご参拝ください。
(ご法要は、午前十時、正午十二時、午後二時からの三回)

 学業成就、語学向上、技芸上達、書道上達、パソコン上達、諸芸
習得を願って、五色の短冊にお願い事を書かれ、観音院の七夕法要
にお誘い合わせてご参詣ください。

▼「福引」賞品の多くは、ご奉仕の方々が、ご参拝の皆さまに喜ん
でいただきたいと願われてご喜捨され、毎年のようにご寄贈くださ
っておられます。
■一人でも多くの人にこの喜びを分かつためにも、「福引」は一人
一回にお願いします。
■「大入り菓子福袋」は参詣された子供さんの思い出になるように
一袋に約千三百円分のお菓子が入れてあります。兄弟姉妹で一袋を
お渡ししています。仲良く分けて思いやりを学ぶ機会としましょう。

福徳知恵を万倍に

■六月から七月にかけて執行される白だるま様授与「万倍さま」の
法要は、たいへんに参詣が多く、賑っています。
 万倍さまの「ご本地」は薬師如来さまです。
▼「世のため、人のために尽くします」と誓願(せいがん)を立て
ると、福徳知恵を万倍にしてくださる み仏さまとして、経営者や
ビジネスマン、受験生に人気があります。
 本来は、宇賀神さまといわれる五穀豊穣を願う み仏さまでした。

■拝み方は、だるまさんの背中に願望を書いて、拍掌しても良いし、
合掌してもかまいません。

七夕の五色の短冊

■年に一度だけ、天の川で愛する男女が会える。美しい七夕の伝承
ですが、昔はこの日に機織や裁縫、技芸の上達を願って行事をする
ようになったそうです。
 観音院では、法主さんの誕生をお祝いして、七月の第一日曜日を
「信徒さまに対する感謝の日」と決めて、色々な行事をしてきまし
た。満堂の皆さまとご祈念を共にする「夏越し厄除け招福祈願」の
大般若転読法要が主旨です。
▼七夕の五色短冊は、皆さまにお書き頂けるように、受付にご用意
しています。願いを込めてお書きの上、笹に結び付けてください。

お盆のご供養

■七月十五日はお盆、特に関東から中部地区で行われます。
 お盆(盂蘭盆会)は先祖や亡くなった人たちが苦しむことなく、
成仏してくれるようにと、私たち子孫が供養をする時なのです。
 お盆は日本古来の祖霊をまつることに結びついて、先祖への感謝、
豊穣への祈り、七夕の行事に分かれたともいわれています。
 お盆の意義で中でも格別に大切なことは、三宝(仏・法・僧伽)
への敬いの心を形で表すことです。

▼僧侶を大切にし、寺院の存続に貢献しているか、寺院が布教出来
る原資を提供しているか考えて協力したいものです。
 日常的には、毎日の生活を十善戒に従って暮らしましょう。

▼現在のお盆は僧侶を供養し、お寺を護持するという意義が忘れら
れ、棚経という読経の宅配が短期に何十も集中しますので疲労困憊、
まるで僧侶を地獄の辛苦にあわすような結果になっています。
▼お盆や彼岸、命日等に参詣し、寺院に協力する心をおもち下さい。

七夕のプレゼント

■国内二局対応のカシオの「電波時計」を五名さまにプレゼント。
・正確な時刻と月・日、曜日表示。
・五段階の電子音アラーム。
▼正確な日本標準時の時刻情報をのせた電波を受信。福島県と佐賀
福岡県境に送信所があります。
▼ご希望の方は、観音院副住職会宛にハガキで住所・氏名・郵便番
号・当誌へのご要望をお書き添えください。締切りは七月五日。

平成十四年 七月七日 七夕祭

■七月七日(日)午前十時、正午十二時、午後二時の三座。吉例の
大般若転読法要と七夕夏越し厄除け法要を執行します。
■当日は「福引」と「萬倍福菓子大入袋」を接待いたします。
▼お寺の駐車場が満車の場合は、平和大通り百メートル道路北側等
の市営駐車場などをご利用下さい。
駐車違反をしないように近所迷惑にならないようにご注意下さい。

世のため、人のため

■法主さんより「世のため人のため」にならないような寺は現代で
は必用ない。僧侶職員はよく勉学し、出来ることは一生懸命にする
よう説諭されました。
 また「寺院として出来ることと、出来ないことを明確にして世間の
誤解を招かぬよう努力する」こと。
▼僧侶は十善戒を護持するように努め、自らの迷いを滅して、覚者
としての道を歩むことを本分とし、修行を怠らない。「清貧に生きて、
贅をなさざる」こと。
「いたわり、慈しみ、思いやり、相手の立場で考える」こと。
▼「お接待を丁重に」すること。
▼仏教徒として、不殺生・不偸盗・不邪淫・不妄語・不綺語・不悪口
・不両舌・不慳貪・不瞋恚・不邪見を毎日の生活の基本とすること。
■債鬼とならぬよう金銭の貸付をなさざること。債鬼に追われぬよ
う借金をせざること。

▼寺を僧侶の住処としないこと。
寺は信徒の所有するもので、僧侶は寺を預かり、適切に運営し、議
事録・財務諸表は公開すること。
▼早寝早起きに心掛け、日が暮れてから仕事をなさざること。
※法主さんは規則的で健康志向の生活態度を推奨しておられます。
特に、夏休みは生活態度が乱れがち、家庭内で注意したいものです。
▼徹夜で仕事をすることなどは、考えられません。丑三つ時(うし
みつどき=今の午前二時から二時半)は草木も眠る、このような時
に起きていると魔が差しやすい。
深夜業務に従事する人以外は眠ることが大切だと言われます。

■住職・僧侶・職員一同は、法主さんの教えを生活に取り入れて、
皆さんに必用とされる寺院造りに励みたいと願います。皆さまと
相談しながら良い寺にして行きたいと願っているしだいです。

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