喜怒哀楽の怒は感情から抜け落ちている日々

法主さんの日常は、信徒の皆さまが決められることで、法主さんの自主性は全くありません。
 監事が法主さんの整形手術を決めたのは、み仏さまのお掃除と同じです。
 麻酔は断られたらしいのですが、事後の経過は極めて良好のようです。
 日常は、清潔そのもので、いつもアルコールティッシュを持参され、実際はお持ち願っています。
 九百倍の顕微鏡が観音院には常備されています。法主さんは良く見ておられるようで、清潔な方です。
 人間の臭いの全くしない方です。入浴後、足指などは水虫の治療薬を予防的に噴霧される習慣があります。
 化粧品は信徒さんのお供えですからシャネルになったり、資生堂になったり、ブルガリになったり、ご本人にはどれも好き嫌いはありません。
 香りは敢えて言えば、伽羅がお好みのように思いますがどうでしょう。
 お肌は赤ん坊と言うか十代と言うかとても美しい方です。
 血液検査の結果も良好で、今月は風邪の予防注射を受けてもらいます。
 お出掛けの際に持ち物を周囲が点検することにしてます。
 通常良く飲まれるサプリメントなどは二週間分お持ち頂いています。
 財布の中身も常に点検しています。ご自分のために消費されることは有りません。外での飲食は全て交際です。公私の区別で言えば全て公で私は一切有りません。メールも五台のパソコンで受けて、職員なら誰でも内容を知り得ることができますが、同時に祭祀に関わる者としての守秘義務があります。
 鈴之僧正と言うのは、昔から腰に良く鳴る鈴を二個付けられていてリンリンと鳴り、法主さんが来られると会話を慎んだものです、他人の悪口や非難などを聞く事を嫌悪されているのです。
 法主さんの行かれる所に静謐(せいひつ)有りと言う訳で鈴之僧正と言われるようになりました。
 法主さんは皆さんのものです。何を食べさせ、何をされても常に受身ですから、受け取ったら無事に帰して頂くことに留意して下さい。
 如何なることを求められても拒否はされませんが、独占は考えないで下さい。他人の悪口、非難、愚痴、指図は絶対にしてはなりません。
 法主さんの持ち物は全部が信徒さんの共有財産であり、寺の什器備品です。法主さん自身は寺の共有財産なのです。法主さんに熱烈な愛情を持つ方もおられますが、観音院のみ仏さまが対象だとお考え下さい。
 法主さんの財布の中身は監事が全部把握しています。おねだり厳禁です。法主さんは僅かな手当てと年金を受けておられます。それを使わせるのは、み仏さまの膝を齧(かじ)るのと同じ行為です。一切の役職に付かれず、他に手当てはありません。
 法主さんを踊らせない、歌わせない、酔わせない。女性は六十センチ以内に近付けない。間違いが起きた時には全部接した人の責任で法主さんについて寺は責任を一切負わない決まりがある方です。法主さんは無一物ですから、経済的には何の魅力も無い方です。
 時々、お手当てが貯まると、考えられない使い方をされることがあります。所有の概念が皆無なので仕方が無い事だと思います。お金が無いと歩かれる、腹が減ったら乞食(こつじき)をされる、そんな方です。それで自由に生きておられるのですから、致し方ありません。
 法主さんに過去は無く、未来も考えず、時は止まっていて、今だけがあるのではと思っています。それでいて、過去を見通し、将来が見すえ、人々を癒し、困りごとの相談に乗り、不思議な力を持っておられます。ご本人は強く否定されますが、私たちは凄い霊力をお持ちだと信じています。
 例えば良縁成就を願うと、進行中の縁談が壊れることもあります。不幸が未然に防がれたと、そのような事も有り得ると受け止めて下さい。
 不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋恚、不邪見—-、十善戒の範囲内をお願いされると良いですね。宝くじが当たるようにとか、努力せずして大金が得られるようなお願いは無理ですね。
 法主さんの夢を見られる人は多く、自分の過去の経験を法主さんに重ねてああだこうだと言われても、皆さんの欲望が夢となっても法主さんは責任の取り様がありませんし、責任皆無です。
 観音院は「駆け込み寺」として著名ですが、「駆け込み出家」は認めておりません。駆け込みには順序があって、電話相談の上で身内の親族一名の承諾が必要で、所轄警察の防犯課に保護した事を連絡して、家出人捜索願いが出されても大丈夫なように協力して頂けます。保護した人は、本人が望まない限り絶対に作業はお願いしない決まりです。

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