周囲を見回し、身辺整理をすることも

毎日一生懸命に生きて、上手く行くこともあるし、思うようにはならないこともある。
 このような時に限らず、人は時として、立ち止まって周囲や自分を取り囲む環境を、詳細にわたり観察して見ることが大切です。
 このようなことは言いたくないが、当然のように自分の周囲の机に座っていて、便利ではあるが、自分の横着のために多大な人件費を費やして人を雇用していることもある。もしかしたら、貴方自身が何の役にも立たないで、辞職したほうが会社の為になることもあるかも知れない。
 夫婦合い和しは大切なことだが、本当に相手の為になっていないと長続きしないかも知れない。
 政党役員など、国会議員なども自分の存在意義が見出せなかったら、出処進退を過つと見苦しいし、決断即行は潔い。
 観音院には定年が無い、自覚が無い人は皆さんに迷惑を掛けながら終身給与を受けることも可能である。実際には常に皆さんの評価を気にしながら、奉仕する精神の有無が問われる厳しい職場である。
 法主さんは五十二歳で住職を辞された。私も出来るだけ早く後継者を得て引きたいのだが、法主の同意が得られない。常に反省し、衆望を得られるべく精進し、皆さんのお役に立ちたいと願います。
 人は、常に勉強し、技術を磨き、知識を深め、世の中の変化に対応しなければ、置いて行かれます。
 周囲を見回すに当たり、不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋恚、不邪見、「十善戒」は役に立ちます。

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