原発の廃炉までに何十年も掛かりそうで将来が心配です

国家の屋台骨を預かる国会議員の定数削減は一向に進みません。公務員の年功序列の賃金も退職金も人員も濃くも国民の負担できる限界を超えています。民が貧しくて、お役人や公務員天国の日本経済は破綻に向けて一直線のように思います。
 原子力発電は安いコストの電力源と言う話は、嘘の水準を超えて国民全部の現在と将来を否定する「憲法も神も仏も人間の歴史すらも変えてしまいそうな」大変に終末的な大事になりました。山も川も海も全部死にかけています。
 私は七十八年生きて来て、日本がこんなにも深く傷ついていることをとても悲観的に受け止めて、僧侶で有りながら灯明を点すことができません。しゅうきょうでは全部否定されたように受け止めています。信徒さんの現在や未来を考えて、どのように生きれば良いか示すことができません。
 日本を含めて地球規模で環境破壊と環境破壊と自然の危惧が叫ばれています。「善」の破綻を感じます。放射能被害と経済破綻の危惧は私の計算能力で説明できません。

昨年の災害は地球的な悲しみ
壊れたものは余りに巨大です
  昨年末に私を訪ねて来た親しい人は挨拶も早々に放射能検知器を取り出して、部屋のあちこちを検測して、「良かった、此処は検出されません」と言います。

 彼の話では日本の半分は駄目になりました。熊本に住居を移す予定だと申します。西日本で政府を組織したいと活動しているのだそうです。

 福島原発事故で出された放射能は広島に落とされた原爆の百倍で、皆さんは知らないから楽天的に暮らしておられると言うのです。原稿を書いて上げようかと提案されましたが、私の責任で説明したいと思います。

 私はカロリーを制限するためにエリンギ、椎茸、エノキをオリーブオイルで炒めて食事にしていますが、きのこ類は放射性セシウムの取り込みが高いから危険だと彼は言います。

 原発事故直後に東京在住の吉本責任役員から放射能測定器を貰いましたので、何時も肌身離さず持っていって随時検測していると言ったら、なら安心と彼は言います。

 私の両親は共に被爆しています。私は広島が七十年は草木も生えないと言う噂を聞いていました。

 広島県奥の東城町千手寺に学童疎開してて助かりました。芸備線東城駅を通る列車は被爆して岡山に移動する怪我人満載でした。

 十五日にはポツダム宣言受諾の玉音放送もあって、子供心に、それなりに絶望して諦めていました。

 あの絶望感、無力感、喪失感、敗戦の恐怖。ピカドンの後遺症の恐怖。

 それが広島へ帰ることになり、汽車からバスに乗り継いで広島に着くと、見渡す限りの焼け野原の観音町の真ん中に焼け残りの錻力で立てたバラックに両親が生きていました。両親とも激しい下痢で痩せ細っていました。

 原爆落下地点から歩いて十五分くらいの場所に観音院はありました。

 もしかしたら、福島原発事故の被害者の方々は私と同じ絶望感、無力感、喪失感、原子炉の恐怖、それに加えて政府や東電関係者に対する恐怖があるように思います。

ここでMIXIより孫引き記事
■首都直下型M七級四年内七十%■
 東京大学地震研究所の平田教授のチームが発表した衝撃的な数値が、読売新聞の見出しに躍ってからわずか五日後のことだった。山梨県東部富士五湖を震源とするM五級の地震が一月二十八日の午前七時四十五分から連発。

 最大で震度五弱を記録する揺れが二度も発生した。

 これも首都直下型地震の前兆なのか、あるいはもっと別の災害の前触れなのか。武蔵野学院大学特任教授(地震学)の島村英紀氏の口から出たのは、こんなシナリオだった。「あの地震は首都直下型の地震というより、東海地震の前兆と考えられます。三月十一日の四日後に発生した静岡・富士宮での震度六強の地震と同じく、東海地震を食い止めている留め金のひとつが破壊されたものなんです」

 島村氏がいう東海地震とは、政府や多くの専門家が東南海、南海との連動を危惧する巨大地震のひとつ。

 文献などによれば、六百八十四年に起きた白鳳地震を皮切りに、百~二百年に一度のペースで発生している。

 その都度、隣接する東南海、南海という震源域で地震を連動させている。

 近年では、地震と津波によって二万人もの死者を出したとされる千七百七年の宝永地震。死者三千人近い被害を出した千八百五十四年の安政東海地震がある。

 立命館大学歴史都市防災研究センターの高橋学教授は、これまでにない大型連動の可能性を示唆する。

 「東海地震が起きるといわれてもう三十年くらいが経ちました。実は千九百四十四年に東南海地震と南海地震がすでに起きているのですが、このとき、これまでなら連動していたはずの東海地震が起こらなかった。」

 それは地震のエネルギーがため込まれた状態になっていることを意味します。もし東海地震が発生すれば、これまでにない大規模な地震が発生し、東南海、南海との三連動のみならず広島から豊後水道のエリア、奄美大島から沖縄にかけてのエリアも同時に動く可能性があります。

 加えて、一月二十八日に発生した地震の震源に近い富士山にも危機が訪れている。

「三連動地震の発生と富士山の噴火が同時期に起こるというのは、地震研究者にとってはほとんど常識です。千七百七年の宝永地震の際には、発生から四十九日後に、富士山が爆発しました。

 安政東海地震は例外的に噴火はありませんでしたが、もう宝永地震から三百年以上も経っている。噴火しないのがおかしい状況です。」(前出・高橋氏)
※女性セブン二千十二年二月十六日号

[承前]東海地震とともに、その発生が予測されている東南海・南海大地震。東京大学地震研究所教授・古村孝志さんは、「紀伊半島沖を主な震源とする東南海地震、土佐沖を主な震源とする南海地震は過去に東海地震と連動して発生しています。東南海地震は六十五年前から発生しておらず、相当な歪みず蓄積しているので充分注意すべきです」。

東南海・南海地震が東海地震と連動して起こるとM八・七になると予測されている。東海から四国にかけての津波災害が大きく、広域に及ぶため、死者・避難者は東海地震が単独で起こった場合の倍以上とされる。

 東日本大震災では仙台平野が百二十センチ地震沈下したが、同様のことが高知でも起きるという。

 「千九百四十六年の昭和南海地震では七十センチ、宝永地震ではニメートルもの沈下が確認されました。地震により地盤が海面下に沈み、さらに追い打ちをかけるように津波が襲い、川から道路や下水に海水が流れ込みます」

 街の一部が水没してしまう可能性があるとのことです。

【東南海・南海地震シミュレーションデータ】
想定発生時刻・・・午後五時
マグニチュード・・最大M八・七
震度・・最大七
死者・・最大一万七千八百人
避難者・・地震発生一週間後までに約五百万人
建物全壊・・約三十五万六千百棟
ライフライン・・断水人口約千六百万人、停電人口約一千万人、ガスの供給停止人口約三百万人

 千葉大学大学院理学研究科准教授の津久井雅志氏は、現在の状況は平安時代前半の九世紀に酷似しています。

「千九百八十三年と二千年に三宅島で、千九百八十六年には大島で噴火が起きましたが、九世紀にも伊豆諸島で大噴火が起きています。

 二千年の鳥取県西部、二千四年の新潟中越の地震は、九世紀にも同じような場所で発生しています。

 さかのぼると、千九百六十四年の新潟、千九百八十三年の日本海中部で起きた地震も同じ。そして、九世紀最大級の地震である貞観三陸地震があった場所で今回の東日本大震災が起きた」

 津久井氏によると、九世紀に発生し、二十世紀後半に起きていないのは、もはや東海・東南海・南海の連動地震と富士山の噴火だけ。

 これを裏付けるような富士山の異変を指摘するのが、琉球大学名誉教授の木村政昭氏です。

 「数年前から五合目より上で、噴気が吹き上がっていて、湧き水による水たまりがたくさん発見されています。

 富士山の山頂近くの斜面は永久凍土のため、普通はもっと低い位置に湧き水が流れるんです。これは富士山内部のマグマが上昇しその熱によるものである可能性が高い」

 旅行者のコンパスを狂わすという不思議な現象も報告されています。

 「現在、富士山の地下では地震により太平洋プレートが大きく沈み込み、マグマが持ち上げられている状態が続いている。連動地震が発生しなくても、今後四年以内に噴火してしまうかもしれません」。

「北海道と能登半島で大きな地震があるのでは?」との憶測も。

「能登半島の西側の海域に、微細な地震が全く起きていない地震の空白域があるんです。過去に大地震が起きたのはいずれもこうした空白域がある場所でした。私の研究では、二千十三年から二千十九年にかけてM八クラスの地震が起きることを想定しています」

 東京大学地震研究所は北海道南部での地震を指摘する。

「三月十一日ほどの大地震が起これば、通常はM八くらいの余震が起きるはずなんです。それがまだ起きていない。震源は同じ北米プレート。

 南は房総半島沖から北海道南部の十勝沖まで、一年以内に起きる可能性があります」
※女性セブン二千十一年五月二十六日号から引用しました。
地震の話ばかりでご免なさい
地震が起きれば次の原子炉事故
 ギリシャの財政危機とユーロ、ドル安。日本経済は円高で苦しみ、タイでは洪水で大損害を受けました。

 これらによる日本の経済危機は当然に影響を受けます。国債の発行残高は鰻上りです。この国債の償却を押し付けられる子供たちが耐えれない、もしかすると十年も経たずに、そのような事態になると思います。

 富士山がバンと弾けたら米軍は五日以内に日本から撤退するでしょう。

自衛隊は指揮系統が麻痺しなければ良いがと憂慮してます。

 三連動の地震が起きて、原子炉゛かさらに壊れたら、日本は放射能汚染で近辺諸国に大迷惑を掛けます。大噴煙が出ると、地球の北半球全体に太陽の光が遮られて、欧州、亜細亜諸国、ロシア、カナダ、米国まで気温が下がるような可能性があります。

 天皇陛下が東京の宮城におられることは大きな安心です。もしも京都御所に移転されたら、東京は恐らく首都として機能していないと思います。

 原子炉の安全確保は日本の国だけの問題では無く、国連の課題かも知れません。福島第一原子力発電所の原子炉には重大な欠陥があった。米国を代表する原子炉メーカーの元エンジニア、デール・ブライデンボーさんのインタービューの内容です。

 白髪に白いひげをたくわえたブライデンボー氏は悲痛な表情でこう語った。「福島原発の事故は私たちが想定したシナリオよりもはるかに悪い。何千もの命が失われる可能性がある。それが怖くてたまらない」。

 第一原発の1~5号機で使われているマークI型原子炉の原設計をした人です。

 今回の原子力の事故に対しては管首相の応用物理卒という経歴は極めて不幸なことでした。原発の事故の指揮官として管首相は自分の知識で何とかなると自惚れておられました。

 IAEAは福島原発は大地震に耐えられないと警告していたそうです。

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