光然の高野山修行日記 ・八 中半

大塔から出てきた数名の僧侶が唱える声明(しょうみょう)と共に、曼荼羅(まんだら)や大日如来様など様々なものが映し出され、太鼓の律動と同期するように変化をして、レーザー光が散りばめられていく様は素晴らしく娯楽性に富む表現でした。

根本大塔という巨大な建造物を用いた演出は、言葉や写真では伝え切る事が難しいのが何とも惜しいです。

十九時五十分:帰院。入浴。入浴時間がほとんど与えられず、浴場はまさに芋洗い状態。

二十時三十五分:就寝

その後は五月二十日に秋篠宮殿下ご夫妻のお出迎えのため、夕方に金剛峯寺正面に集合するなどもありましたが、出仕と学院生活に大きな波乱は無く、穏やかに出仕最終日二十一日を迎える事が出来ました。

そして明くる五月二十二日、二十三日はこの千二百年法会の間、お世話になった大伽羅の清掃に出仕させて頂きました。

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